豊北町神玉の神功皇后神社の神事「浜殿祭」は、弘安四年(1281) の昔、蒙古の軍勢が土井ケ浜に進攻の際、長門探題北条時直が神功皇后の神霊を斎き祀って戦勝を祈願し、その神助によって上陸の敵勢を残らず撃破できたのに対し、報謝するため始められた祭りといい伝える。今は七年目ごとの4月10頃に行われます。
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神功皇后神社

 当日は、残兵も自減したというゆかりの地、大字田耕の厳島明神を供奉して、大字神玉の土井ケ浜までの約16kmの街道を、山伏・武者・稚児など500人と50頭の馬からなる延々4km余りに及ぶ古式の行列が、長蛇のうねりとなって一大絵巻をくりひろげ、仮浜殿にいたっては、夜に及んで蟇目神事、直会行事、鰤切神事、神子舞など多くの祭儀が粛々と執り行われる。この神事行列にかかわる役割は、昔より家つ
きにてそれぞれ定まっているという、北浦地方きっての大祭である。
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美術館があります。こちらで祭りの様子を知ることできました。
山口県内に元寇に関する資料が残っているとは知りませんでした。
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