防府市西佐波令――ちょうど防府市街のはぼ中央に、標高一〇八メートルの桑山が浮かぶ小島のようにある。聖徳太子の弟、来日皇子(くめのみこ)が新羅遠征のみち、周防娑婆――佐波(防府)でおかくれになったと『日本書紀』には伝えるが、その遺骸は、この桑山に祀られたといい伝えられている。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190903/03/herodorcus/23/95/j/o0500037514571395469.jpg?caw=800)
(2011.11.15 ソラールより桑山)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190903/03/herodorcus/a5/66/j/o0500037514571395507.jpg?caw=800)
(2010.06.20 撮影)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190903/03/herodorcus/66/eb/j/o0500037514571395521.jpg?caw=800)
(2010.06.20 撮影)
のちに河内国埴生山(はにゅうのやま)岡上に葬られた。大阪府羽曳野市はびきの三丁目の塚穴古墳(方墳・一辺約50m)が墓に比定され、宮内庁の管理下にある。