団塊ボーイズ
この映画、一言でいうと中年オヤジ4人組みの青春映画ですが
そこには中年ならではの悩みとか人生に対する葛藤とか色々な思いがあって
そして昔の輝いていた自分を取り戻そうと奮闘する4人の姿が最高にカッコよく
忘れていたものを思い出させてくれるような、そんな空気を持った映画でした。
もちろんこの映画の最大の魅力である4人の掛け合いもすごく面白く、
ずっと笑いっぱなしの2時間弱で全編通してサイコーでした![]()
また僕自身この映画を通して感じたことは
結局人は自分で自分の限界を決めているだけなんだな、ということです。
それを強調している、とくに印象に残った台詞が 映画の登場人物ダブの台詞です。
「落ち着くのはジジイになることだ!」
逆に言えば挑戦し続けていればいつまでたってもジジイじゃないということです。
実際に40過ぎても、50過ぎても、輝いている人は
常に何か目標を持っています。
諦めるのも最後まで挑み続けるのも全て自分自身。
年齢のせいにするのは簡単です。
環境のせいにするのも簡単です。
本当の自分はこんなはずじゃなかったのに・・・
なんて思いながら少しずついろんなことをあきらめていくのではなく、
限界なんて設けず出来るか出来ないか分からなくてもとりあえずやってみる!
と、そう思わせてくれた映画でした。
ちなみにこの4人のおじさんはやってくれます!
誰が見ても勝ち目のない勝負に
どんな状態になってもあきらめず挑み続けます。
その姿を見て、戦っていた相手、そして町のみんなの心までも
動かしてしまいます。
常にあきらめずに挑戦し続ける人は
年齢、性別、時代、そんなもの一切関係なく
いつまでたっても魅力的です。
限界を設けなければ人はどこまでも自由です。
僕自身そういった人間になれるのか?
必ずなりたいとそう思います!
最後に・・・旅をするなら時計をはずせ![]()
