明日は大学時代に取り組んでいて、いまはAlmuniメンバーとして所属しているTable For Twoの関東代表者会議に参加する。
T.F.T.U.A.(T.F.T.University Association)は、全国にひろがりいまや700人以上がMailingListに参加している。
そんな中、関東の大学代表者たちが集まり、皆で次の世代はどうしようかと話し合う。
各大学の組織は、1年単位で代表者が変わる。
全国のこのコミュニティの代表をしているT.F.T.U.A.の代表をしているコアメンバーも交代する。
ここ3ヶ月後輩たちの悩み相談を受けるのは、後継者をどうやって選べばいいのか。
歴史の浅い組織だから悩み事が多い。悩みながら走るのがスタイル。
僕は自分が同志社大学にT.F.T.を導入したけれど、後輩にうまく引き継ぐことはできなかった。
・自分の頭の中にあるものをマニュアル化できていなかった。
・自分が引き継いですぐ、卒業旅行の世界一周、就職のため上京と十分にフォロー出来なかった。
・選んだ後輩たちが他にもやりたいことがあった。
この3つが要因なのかと思ってる。
今は当時と違って、各大学との事例を共有しているので、マニュアルの部分にはそんなに心配事はないのかな。
コーチングを学んできたし、仕事でマネジメントにも取り組んでいるから、離れていてもうまくフォローできるようになってるかな。
あのあと何人かの人が僕に連絡してくれたから、やはり自分がやりたいと言っている子、本人の意志でそのポジションを選べる人がいいのだろうなと。
引き継ぐ人と、引き継がれる人の「自分にとってこの活動に取り組む理由付けが明確になっていること」が一番大事だと僕は思う。
限られた大学生活の時間で、就職活動もしたいし、バイトもしたいし、サークル活動もしたいし、ゼミの活動もしたいし、恋愛もしたいし、旅にも行きたいし。
やりたいことが色々あるなかで、自分の人生の時間を使う。その意味が明確にある。なければ一緒に創ってあげれば良いと思う。
僕の場合は、憧れの人がTOPをしている組織に貢献しつつ、大学の最高の仲間達と取り組める唯一のタイミングだったから。
孟子の言葉に以下のようなものがある。
天(てん)の時は地の利に如(し)かず地の利は人の和に如かず
《「孟子」公孫丑から》天の与える好機も土地の有利な条件には及ばず、土地の有利な条件も民心の和合には及ばない。
その時は考えてやっていたわけではないが、この言葉に当てはまっていたんだなと。
大学の最高の仲間達・離れて一緒の活動に取り組む仲間に恵まれ、関西では先行導入していた京都大学に近く、導入に積極的な食堂の店長がいて、卒業までにひとつやりきりたいことがあったタイミングにはまった。
僕が引き継ぎたかった後輩には、他にもっと一生懸命取り組みたいことがあった。
引き継ぎたい後輩にとってのこれらのポイントを一緒に見つけてあげられると、うまく引き継げるのかな♬
- 20代からはじめる社会貢献: 400社が支援した「社会起業」とは (PHP新書)/小暮真久
- ¥756
- Amazon.co.jp