11月26日スイートベイジルで演奏する演目のリハーサル。

$小室 昌広 の †CATEGORAL†

左から5人は全て芸大の同期。そして金管の二人と木管の二人は全て東京都交響楽団の団員。そして語りは芸大の先輩。ちなみに管楽器メンバーは兵士の物語のCDも出している。

まずはファサードのリハーサルから。シットウェルの詩の無意味な言葉の羅列と、軽妙だがほのかに苦味を含んだウォルトンの音楽の交錯。その未知の世界を楽しみながら、語りと演奏のリズム感が自然になるところを探り、1時間ほどで終了。

次にラグタイム。リズムがいくぶん把握しにくいストラヴィンスキー独特の仕掛けを掴み。楽器間のバランスを調整した。

兵士の物語は、台本を基に進行を把握しながら演奏を通していく。語りから音楽へのタイミングを打ち合わせ、音楽の幾つかの部分をやり直して終了。

全部で4時間ほどで終わってしまった。ヴァイオリンの藤村君以外は兵士の物語は何度かやっているので、演奏に関する問題点はほとんどない!今回初めて演奏する曲もさすがのアンサンブル能力で、さらりとこなしていく。演奏している間に響いてくる音から全員が調整している。演奏中に会話が出来ている感じ。

次回はゲネプロ的に全体を通して、演奏会全体の流れをつかんでいく。あとは当日のノリでどう変わるのかが楽しみだ。