11期メンバー。「すっぴん歌姫オーディション」でのひとり合格。

彼女はこれ以前のスマイレージ(ハロープロジェクト内グループ)のオーディションを受けており、そこからの流れでハロプロ研修生として研鑽を積んでいた。(研修生となった日が10期工藤遥の研修生修了の日だった)

穿った見方をすれば、11期オーディションは既に歌の実力があった小田を「一本釣り」する為に行なわれたと考えられる。もしオーディションに合格していなければスマイレージのコンサートツアーに帯同する予定だった。

小田は、鞘師・鈴木と同学年であり今まさに「中3トリオ」となっている。「わがまま気のまま愛のジョーク」のカップリング「ふんわり恋人一年生」ではこの3人の歌が聴ける。(ラップ担当が生田&石田のスベリストペアなのも楽しい)この3人の声がこれからのモーニング娘。の核となることは間違いないだろう。

ただし小田はモノマネが得意なように「器用貧乏」でもある。鞘師の声質の個性に比べると、自分の色が見つからないところはあるかもしれない。しかし「マンパワー」の歌い回しなどを聴いていると、広範囲の声質を操るという特別な次元の歌い回しを歌える可能性を秘めているのかもしれない。

これからより見識が深まって、声の中に情感が加わると凄い歌声が聴こえてくることになるだろう。

もともとコメントでは哲学的な発言が多く見られる。ブログも不思議な発想で書かれている。

たった一人でモーニング娘。に入って来たのは、後藤真希・久住小春・光井愛佳そして小田さくらとなる。大集団のなかで一匹狼となる宿命をもっているが、それだけに強い個性を保つことも出来る。(私も大学時は学年に同期がいなかったのでその感覚は解る)

フラダンスの経験があるそうで、つんく♂氏も踊りで手先に神経がいっていることを賞賛していた。今のモーニング娘。のダンスと歌の両輪を回せる逸材として、オーディションのなかで手引きしてでも組み込みたかったのだろうと推察する。