ブラームス交響曲第1番を演奏した。

5弦の扱いについては、コントラファゴットのパートを参照して演奏し、チェロパートを参照しない方針でやってみた。

第2楽章で下げたくなる場所ではあえて下げないわけだが、曲想からすると優しい感じを保てて良いと思った。


第4楽章クライマックスのコラールでは、第5弦をBにしているので、コントラファゴットのパートをそのまま演奏できる。本番では少し力み過ぎてしまったが、響きの豊かさとバス進行の意味が出てくると思う。


第1楽章冒頭はコントラファゴットに準じると、8分の9拍子になったところでオクターヴあがり、次の小節でGに「落とす」。これも有効だと思った。


第3楽章の最後にEsに下げたくなるところがある。コントラファゴットは休んでいる。チェロは下がるので、どうしたものか。今回は流れで下げてしまったが、記譜通りでも良いのではないかと思った。