《人びとを公平に取扱うことと、人びとを平等たらしめようと
することとの間には天地ほどの違いがある。
人びとを平等に取扱うことは自由な社会の条件であるのに
対して、人びとを平等たらしめようとすることは、トクヴィルの
述べたように、「隷属の新しい形態」を意味する》 ハイエク
ハイエクの宗教観
自身《死を恐ろしく思ったことがない》《私には神経が欠けて
いるのです。これは母からの遺伝だと思います》と語り、
《両親は、形式的には先祖以来のローマ・カトリックを離れる
ことはなかったが宗教上の信仰心は持っていなかった》
《日曜のお出かけとぶつかる時には、私たち子供はミサに
出席しないで済ませた》
《私個人に関する限り、他者が神と呼ぶものの存在を否定も
肯定もする資格がないと感じている》