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2000年7月のインタビューをお届けします。

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　≪Across　The　Border（国境を超えて）　アフリカ編　６≫

Ann：さてモーリタニアから今回はエジプトの話しです。
　　　　ところでバスの移動ということですが、

一回に何時間くらい乗るのですか？

それからバス代は払うのですか？

MASA：ほとんどが依頼主である首領や

軍属の車での移動でした。

　　　　一般のバスは、やはり乗り心地が悪いんで

めったに乗りませんでした。

　　　　乗るときは、もちろん料金払いました。
　　　　ちなみに料金とは「にわとり」や

「くだもの」のことですけど（笑）

Ann：戦中の日本のようですね。
　　　お金よりもののほうが貴重なんですね。
　　　エジプトにはどのくらい滞在しましたか？

MASA：２週間いました。
　　　アフリカはやはり過酷な環境だったせいか、
　　　少々ゆっくりしたかったことと、

　　　 ここの首領達とやけに気が合ったことが理由ですかネ（笑）

Ann ：その「首領」というのは　

職業で言うとなんになるんでしょうね？
　　　土地とか持っているのでしょうか？

MASA：コンサルタント、または人材派遣！？

とでもなると思われます。

　　　　　むろん、土地持ち家持ち妻子（複数）もちでございます。

　　　　　とにかく多くの人々に囲まれていました。
　　　　　そこでアドバイスなんかしてましたよ。

　　　　　うそか、まことか知りませんが、
　　　　　権威者（政治家や実業家、軍人）からの来訪もあるとも・・・

　　　　　まー、利害関係をぬきにした彼らのアドバイスは

　　　　　「的を得た」ものであることにはちがいないです。

Ann：エジプトの女性はやっぱり黒い服装（モスリムの服装）を
　　　している人が多いのでしょうか？

MASA：もちろん。エジプトは約９割がモスリムです。

　　　　全員そういう訳ではないようです。
　　　　宗派によって異なるというのが本当のところです。

　　　　ちなみに、僕のクライアントである首領達は

　　　　なんでも５人まで奥さんを持ってもいいそうです・・・
　　　　つまり「一夫多妻制」なわけです。

Ann：そのかわり、コーランではすべての妻を
　　　平等に扱わなくてはいけないという教えがあるんです。

　　　だから一人に宝石を買ったら　他の奥さん達にも
　　　同じものを与えなくてはいけない。

　　　何人も奥さんを持つことの条件は、
　　　差別をしないということですね。

　　　実際はそういうわけには
　　　いかないのでしょうけれど。

　　　モスリムの女性はけっこうこの制度が
　　　よいと思っているのですよね。
　　　貧しい人に嫁ぐよりはマシだと言うことで。

MASA：エジプトでのクライアントであった首領に奥さんは３人いましたが、
　　　　素顔をみることはありませんでした・・・・

Ann：ずっと隠しているのは美人には不利ですねえ。（笑）

コーラン

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アフリカ インタビュー編6 (114)

アフリカ　インタビュー編6 (114)