○知識習得
○ヘルニア奮闘記
○エピソード1
~下垂足との戦い。内視鏡にて手術を実施~
○エピソード2
~内視鏡手術後のMRI。そこに写ったものとは~
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MRI。
3度目だが、あの音には今だ慣れない
体の芯までまで響くあの何ともいいようがない重低音。
「 ぐわーん ぐわーん ギュイッ グイッ グイッ 」。
それを10~20分ばかし聞かされる。
そんな状況にも関わらず、僕はうつらうつらしてしまった(苦笑)
ちょっとびっくりしたMRI技師の方に起こされ
診察室へフィルムを持っていくようにいわれる。
・・・診察室の前にて待つ事30分。
「○○ さ~ん 」
とうとう呼ばれた。
ドキドキして診察室に入る。
主治医の表情を見るなり、
ウっ と声が漏れた。
申し訳なさそうな。
同情をかうような。
そんな表情をしているではないか!!{{(>_<) }}
もういい 。。。。。。
もういい 。。。。。。。。。
その先は言わないでく・・
「 残念です。再発しています。 」
―( ̄∇ ̄;)→ ガーンッ !!!
一瞬 固まった表情になり先生の顔を見る(O.O;)
多少の覚悟はしていたのだが
まさかこんな自体になろうとは、、、
みなさん。こんな経験はありませんか?
あまり親しくない友人の結婚式に行く。
恒例の各Table代表のSpeachが始まる。
自分のTableにマイクを持った進行者が周ってくる。
当たらないとわかっているが心臓の鼓動が早くなる
(@_@。
でも新郎新婦とは親しくないし、
自分より仲の良い友人も同Tableにいる。
そんな状況で多少は安心している。
なのに、脈が早くなっている。
(ーー、)y-゜゜ ドクッ ドクッ
「○○さん お願いします。」
( ゜Д゜y-゜゜゜゜゜ ハッ
何故かマイクが自分に渡される・・・。
( ¨)( ‥)( ..)( __) ガクッ
丁度、こんな時に受けるShockと同じかも。
だがそんな時に予め何かしらのネタを考えていると
さほど狼狽しなくて対処は出来る。
(* ̄ー ̄)y-~~~~~~
今回の僕は、最悪のパターンをシュミレート
していたので短時間で冷静になる事が出来た。
腕を組み先生に問いかける。
「どのフィルムですか?」
「このフィルムです。
L4-L5、L5-S1からまた再発してますね。」
「手術を受ける前とあまり変わってない
様に見えるのですが、、、。」
「う~ん、確かに同じ形で再発していますね。」
組んでいる腕を強く組む。
再発という言葉を連呼している。
正直に今まで思っていた疑問を投げかける。
「内視鏡を使用したヘルニア摘出手術(MED)。
それに要する時間は1時間と聞いている。
どうして今回の手術では7時間もかかったのですか?」
ふつふつと湧き上がる怒りをかみ殺しながら
悟られまいと語尾に強弱がない様に質問した。
明らかに攻撃的な内容だ。
そうです。
実は手術はうまくいかなかった?
そう心の中に今まで疑問を持っていたのです。
7時間もかかった大手術。
いっこうに良くならない僕の足。
先生の申しわけなさそうな顔。
どれもがそう思わさせるのに十分でした。
先生は冷静に言われた。
「7時間の内訳は、
2時間が麻酔の効き始める時間と術後の覚める時間。
残りの5時間はL4-L5が1時間半。L5-S1が3時間半。
L5-S1に時間がかかったのは骨キョク(余談参照)を
削る時間と取り残しがないか時間をかけて調べていたからです。」
僕の怒りを治まらせるのに十分な説明でした。
下垂足になるのはL4-L5が影響している。
そう、一般では言われているし。
また骨キョクのようにやっかいな物は
多少時間がかかる事は知っていたから。
「安心しました。もしかしてまったくうまく取れてなかったのでは?
そう思ったので質問しました。申しわけございませんでした」(_ _)
正直に頭を下げて言った。
・・・・・・・どの病院で手術を行なうか。
それは次回のBlogで書きます。
~ 余談 ~
骨キョクって何?
椎間板は老化や損傷によって中の水分(髄液)が減る。
そうするとクッション機能が落ちるだけでなく、厚みが減り
つぶれ周囲にはみ出ししたりする。
この出っ張りは場合によって骨膜を刺激し骨を作る。
椎体の縁がくちばし上に突き出したものが骨キョク 。
この骨により腰痛が発生すれば治療が必要。
骨が神経を圧迫するなんて嫌ですね~ 「(^^; )
診察の時間が迫ってきた。
逢ったときより多少元気がなくなった長老を残し
その場を足早にさった。( 酷いな僕。。\(__ ) )
診察室の待合室。
何度も足を運んでいるせいか居心地は悪くない。
壁に飾られていたユウスゲの写真が
紅葉の写真に変わっている。
手術から1ヶ月かぁ~と物思いにふけって
目を細めて眺めていると名前を呼ばれた。
元気そうに診察室に入って行く僕。
そんな僕を見たせいか先生の顔が緩んでいる。
僕は、足の改善はあまり見られない事を伝え
新しく造った装具を見せると、すぐに表情は
険しいものとなった。
「1ヶ月も経ったことだし、
ヘルニア摘出後の状況を確認しましょうか。」
と先生は言う。
はなからそのつもりだ、と先生に伝えると
MRIをとる手続きをセカセカと始めた。
僕は平然な顔をしていたが心の中は不安で一杯だった。
手術後にヘルニアが再発するとはよく聞くから。
20人に1人はそうなるらしい。
今度、あいつが出てきたらLove法で
背中を15cmぐらい開いて手術することになるし、
入院も1箇月以上する必要が出てくる。
そんなの絶対、嫌だ。
そんな事を思っていると
映像を撮りにいくよう指示が出た。
一抹の不安を覚え上に上がらなくなった足をMRI室に向ける。
~ ・10月27日(木) 再発・・・・・・・・・・・ Part3 ~
本日、2005年10月28日(金)。
現在9月初旬の事をBlogに書いているのですが、
昨日の診察で大変な事が判明。
なんと、内視鏡下(Med)で摘出したヘルニアが
また顔を出している事が判明。
昨日の事を書きます、、、。
(x。x) (x。x) (x。x) (x。x) (x。x) (x。x)
2005年10月27日(木) 晴れ。
2005年9月26日に内視鏡にてヘルニア摘出。
それから約1ヶ月が経った。
今日はかねてから予定していた診察なので
会社は有給休暇。
午前中はリハビリに行きに南○整形外科へ。
いつものごとく改善の兆しも見えず病院を後に。
午後より原三○病院での診察。
AM12:00ごろ、原三○病院に到着。
~ちょっと話はそれる~
診察まで時間があったので以前入院していた部屋にお見舞いに行く。
退院して1ヶ月しているのだが、
仲の良かった40歳前半のおじさんはまだ病室にいた。
3ヶ月以上もこの病院にいる長老様だ。
彼はお腹の方にヘルニアが突出しているらしくなかなか手術が難しいとの事。
今まで様子をみて入院していたのだが、やっとで手術に踏み切ると言っている。
彼のちょっと不安気な顔。
でもちょっとすっきりした顔をみながら、
『 今の今まで悩んでいたんですか、、。
自分だったらもっと早くやりますよ (-。-)
何もしないで待っているのなんて駄目ですよ。
どんどん前進しないと( ̄Γ ̄)」
と彼に言った。
彼は今から手術を受ける人。
私は手術をして成功した人。
きっと、手術の困難度も違うので私の時より手術への不安は大きいはず。
そして私は彼より10歳以上も年下。
、、、彼の気持ちも理解せずに何とも偉そうな事を言ったものだ。
現在、自分がそのような状況におかれているので痛いように彼の気持ちが分かる。
今度、お見舞いに行ったときには誤っておこう。
~話は元に戻る。~
・・・・ごめんなさい。
時間の都合上、この更新はまたにしますM(_ _)m
ああ~ 1ヶ月の入院は辛いよな~。
ふ~ 憂鬱、、。
~ 余談 ~
誰かのHPで書いていたけれど
ヘルニアは本当にHell Near
から取ったものじゃないかと思う。
まさしく地獄に近い存在、、、、、。
実は2~3年前もヘルニアで悩まされていました。
あの時は、激痛で歩くのもままならなかった。
今思い出しても ぞぞ~っとします。
休日はバスケ。
平日は仕事でDeskWork。
こんな生活をしていたので腰に負担がいったみたい。
(最後の決め手はサッカーをしたからなんだけれど)
激痛といっても分からないですよね。
酷い時には涙が出るくらい痛みます。
立っていても、座っていてもその痛みは襲ってくる。
足がちぎれるかと感じるくらいの左太もも裏側の痛み。
その時はただひたすら耐えるしかなく
痛みが少なくなった時には、眉間の皺に型がつくほど。
唯一 痛みが薄れるのは横になった時。
ただし、一定時間同じ体勢になってると痛みがぶり返してくる。
痛いのでまた体勢を変える。
痛みはじんわりと和らぐ。
痛いのでまた体勢を変える。
痛みはじんわりと和らぐ。
体勢変更 → 痛み再発 → 体勢変更 → 痛み再発
こんな事を繰返していたらいつの間にか痛みは収まってくる。
きっと、酷いヘルニアの人は同じ経験があるはず!
~余談~
ちなみにこの激痛は神経に炎症が起こっているかららしい。
私は、氷で冷やして炎症を止めるようにした。
そうすると比較的、早期に痛みは引きました。
ちなみに、痛みをとるためには薬も有効。
(知人はそのようにして頑張って乗り越えたらしい)
ちなみに私は神経麻痺なので以下の内服を処方中。
ノイロトロピン
メチコバール
どちらもビタミン剤のようなもの。
~ ・2005/9/6 一夜明けて ・ ・ ・ ・ ・ ・ ~
に続く。
車に乗りこんだ時には、
明らかに左足がおかしかった。
ピリピリ痺れていて、何だか力が入りずらい。
ううっ 何だこの感覚は、、、、、。
何だかおかしいなと思いつつ、
整骨院へと足を運ぶ。
早く筋肉をマッサージしてもらい疲労を排除せねば。
身体は重いが、向かう足取りが早く感じる。
西新駅徒歩3分にある東○整骨院。
保険適用。とても良心的な値段で治療が受けられる。
ちなみに私は1回400円。
治療内容は、電気治療10分。
この間、患部にホットパックを乗せ血行を良くする。
その後は、手技を15分弱。人にもよるが、
長いときには40分ぐらいもやってもらう事もある。
東○整骨院に到着。
足に違和感を感じながらベットに向う。
「最近運動のしすぎで体中だるいんです。
今日は肩・腰・足を重点的にお願いします。」
「了解しました。」
もくもくと肩をほぐしてくれる。
腰の部位に来た。
モミ モミ。
「うっ」
激痛が走る。
「先生、何だか非常に痛いんですが、、。」
「そうですね~ 相当こっているますね~。
重点的にほぐしましょう♪」
モミ モミ モミ
力はゆるめてくれたが、やめてくれない。
「ぐぐぅ~っ 」
何故か歯をかみしめ我慢する僕。
モミ モミ モミ モミ モミ
・・・
「モミモミはモ~ミ~ッ。 いやっ も~い~っ!」
必死の訴えで腰の手技を止めてくれた。
それから手技は下半身に移っていったんだが
痛すぎてあまり覚えがない、、、。
整骨院を出てうなだれる、僕。
もしかしたら、ヘルニアの再発かも、、。
~ ・2005/9/5 ヘルニアの再発 (回想) ~
に続く。
いきなりですが下垂足ってご存知ですか?
そうです読んで字のごとく、
足が下に垂れちゃう事なんですね。
これになると歩くのが大変大変。
*下垂足の人は足首が上に
上がらないで下がったままの状態。
歩く時はつまずかないように大きく
足を振り上げる必要がある。
丁度、ビッコをひくような感じ。
また鶏が歩いている姿に似ているから
医学会では鶏歩と呼ばれている。
何で足が下に垂れたままなのかって?
ヘルニアが足首を上げる神経を圧迫しているから。
(足首を上げる神経=ヒコツ神経)
僕がこれになった、経緯(原因?)を以下に記します。
誰でもなりうる事。
あなたも気をつけて。。。
○2005年9月5日(月)
AM8:00.
フ~ 週初めか。
いっちょ今週も頑張るかね~(´ー`)
それにしても身体が疲れている、、
ここ1週間は、運動三昧。
・参考
9/4(日) バスケ(Blades) 4Hour
9/3(土) 大濠公園6周 1Hour
9/2(金) バスケ(フェニックス) 3Hour
9/1(木) 室見川 マラソンコース2往復 1.5Hour
8/31(水) 西部運動公園 5周 1.25Hour
8/30(火) 筋トレ+自転車通勤Start(往復1.5Hour)
そう言えば昨日のバスケの時も
腰がず~ん と重く、身体の切れが悪かったなぁ。
そうだっ (ё_ё)♪
今日は仕事を早く切り上げて整骨院にでも行こっと。
・
・
・・
この時は自分の左足首に起こりうる
大きな変化について知る良しもありませんでした。
・・
・
・
・・・・PM18:00 デスクワーク終了
1日頑張りました(^^)
ご褒美に今から大好きな整骨院♪
そう意気込み会社のビルから出ると、大粒の雨がポツリ ポツリ。
軽く空を見上げ。
チッ と口を鳴らす。
書類が入ったB5サイズぐらいの鞄を
頭の上に持って行き雨よけにして走った。
駐車場までの距離100M弱。
今思えばこの時にヘルニアが
突出したのかもしれない。
『 急性のヒコツ神経麻痺は
あるタイミングでヘルニアが出て来て
起こりうる事がある。』
と主治医も言われていたし、、、┐('~`;)┌
車に乗りこんだ時には、
明らかに左足がおかしかった。
ピリピリ痺れていて、何だか力が入りずらい。
ううっ 何だこの感覚は、、、、、。
~ これからは ・2005/9/5 地獄の整骨院 に続く ~
9月5日(月) 左足 下垂足(Drop Foot)となる。
9月6日(火) 白十○病院にて診察。
もう少し様子をみるように指示有。
9月7日(水) 田○整骨院にて治療。
佐○整形外科病院を紹介される
急遽、佐○整形外科に行く。
MRIの結果、ヘルニアと診断。
9月8日(木)
| 回復の兆しがないか待機する。
9月13日(火)
9月14日(水) 佐○整形外科にて診察。
10日間経っても不改善の場合。
手術する方向で話を結ぶ。
9月26日(月) 原三○病院にてヘルニア摘出手術決行。
|
現在、週3日のペースで南○整形外科にてリハビリ中。
○人間の体の仕組み
人間の背骨は24個の骨で構成されている。
その骨と骨の間にはクッションの役割を果たす軟骨が存在。
それが椎間板。
椎間板は繊維輪と髄核から出来ている。
繊維輪は髄核を包んでいる膜のようなもの。
髄核はゼリー状になっている。
お饅頭に置き換えて想像すると分かりやすいかも。
繊維輪・・・お餅の皮
髄核・・・・・中のアンコ
その椎間板に圧がかかり、中身のアンコが飛び出し
神経を圧迫する。これが椎間板ヘルニア。
神経を圧迫したらどうなるの?
腰痛や下肢(脚)の痛みが生じたり、
脚の麻痺、しびれ、足が冷たく感じる、
などの症状が現れる。
これがhernia!
~余談~
椎間板ヘルニア。 男性は40代ぐらいに発生する事が多い。
ヘルニアの定義・・・体の組織が正しい位置からはみ出した状態をいう。
ヘルニアには様々な種類がある。
ヘルニアが発生する場所によって呼び名が変わる。
・鼠径(そけい)ヘルニア
・・・太ももの付け根の部分に発生。
・椎間板ヘルニア
・・・腰椎部分に発生。
・食道裂孔ヘルニア
・・・・食道裂孔が拡張し、胃が食堂裂孔をとおり、
胸腔内に入り込んでしまい発生。
・術後腹壁瘢痕ヘルニア
・・・・手術や外傷の手術瘢痕部から発生。
・大腿ヘルニア<
・・・・鼠径部のやや下方、大腿部にかかる部に発生。
実際ヘルニアになったらどうなるか?
椎間板ヘルニアになった僕の感想。
太ももから足のつま先まで痛い・痺れる。
炎症を起こして酷い時には身動き出来ない時もある。
詳しくは身近な人に聞いてみて。
きっと10人聞いたら1人ぐらいは体験済だと思うよ。
~余談~
犬もヘルニアになるそうだ。
おへそのまわり、足の付け根、肛門のまわりなど。
表情には出さないけれど、犬も辛いんだろうな~。
可哀想だから飼い主が見つけてあげてね(>_<)