先日の9月6日の北海道大地震にて亡くなられた方々、被災された方々に、心からお悔やみとお見舞いを申し訳上げる次第です。

今夏の世界規模の気象変動による熱波、そして、先日の大型台風にて国内の被害を出し、その混乱が冷めやまぬうちの、今回の大地震。
自然の驚異に、何とも言いようのない悲しさ、やるせなさを感じます。

そして、ニュースにでてきませんが、7日、地球の裏側、南米のパナマ、エクアドル、チリの3箇所にて、わずか1時間のうちに中規模地震が連続で起きていたのです。
更には、昨日10日、ニュージーランド付近でもM7.1の地震が発生しました。

南米で1時間以内に巨大地震が3連発 / 北海道と同じ火山帯 (ロケットニュース24)
https://web.smartnews.com/articles/f1sYMiiYcpe
ニュージーランド付近でM7.0の地震
https://weathernews.jp/s/topics/201809/100175/

先日のブログでは、地球寒冷化の噂がどうなのかに関連して、太陽の活動低下、火山活動ついて触れていましたが、更にデータを集めている最中でした。
これについては、またまとまった段階でこのブログに載せていきたいと思いますが、少し触れる所もあるかと思います。


さて、北海道大地震について、各メディアが専門家の見解を述べていたり、勿論、政府や公共機関では地震予知の研究をしているのは知られているところ。

ハザードラボのサイトを見ると、今回の北海道の地震発生地の辺りは、震度6以上の地震が起きる確率3~5%ほどでした。
https://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/8/4/8458.html

(ハザードラボより(元のデータは地震調査研究推進本部が作成公開))

国土地理院のサイトでも震源地には活断層はありませんでした。
「石狩東縁低地活断層地帯」という断層が集まったベルト地帯からも外れていました。

地震予知でよく取り上げられる、「活断層があるところに地震が発生する」というモデルが全く役に立たなかったのです。

そもそも、活断層ありきで地震予知をしている考え方に私は無理があるように思っています。

本当に活断層が原因なら、その活断層は地球が生まれたときからあるのでしょうか?

今回に限らず、活断層以外の場所で起きた地震は少なくありません。
個人的には地震の傷跡が断層であって、その辺りによく起きるので、「活断層」と名前を変えてるだけじゃないの?と思っています。
(中学生の頃、地層の見学に行った折や、地質学などはその頃から興味があり、地層があるとよく見ていたので分かりますが、断層は本当にごくありふれています。)

先日の読売新聞ニュースで、「北海道の今回と震源地には地殻変動による歪みが起きやすい」云々という地図付きの記事が出ていました。
震源域「ひずみ」蓄積しやすく…関東地方にもhttps://yomiuri.publication.network/amp/d2a27bad9d8941d24fccbbeac6014ece2562742d9a8edbde6e6e1bee010ea67f

(読売新聞より)

でましたよ。
専門家、メディアの論調は、地震起きるたびに、それを解釈できる都合の良い地図が出てくるような気がしてなりません。

それなら、危険な活断層と呼ばれる地域(長野、福岡、大阪、山形、富士川、サロベツなど)、あるいは南海トラフでの大地震いつ起きるのでしょうか?

いつ起きてもおかしくない、と言われつつ、いつまで経っても起きない。
違うところで壊滅的地震が起きています。
まるで、何かに嘲笑われて、いたずらでもされているような状況です。

また、読売新聞の記事に戻りますが、北海道地震の震源地の塗りつぶし、京大教授提供の過去の地図にはないのですよ。根室の方は危険地帯になっており、今回の震源地はむしろ安全域のように写っています。
http://www.bosaijoho.jp/topnews/item_7530.html

(防災情報新聞より)

これ、読売新聞さんの購読数を伸ばす為の捏造じゃないの?と勘ぐってしまいます。( ̄▽ ̄;)

歪みが起きているかどうかが地震予知に大事なんだったら、活断層と同じように、最新の歪み状況を公開してもおかしくないではないですか。

歪みを研究してるサイトを探していましたが、鳥取で地震が起きてはその地域の地図、熊本で起きてはその地域の地図を載せ、全国規模の最新地図は出てこないのです。

更に、歪みが地震の原因とされる地図には沢山のものがあり、先程の大阪から新潟方向に赤線の囲みのある一帯以外はあまり一致しません。
どれが本当なのかさっぱりわかりません。

はたまた、歪みと地震発生地があまり一致しないという研究結果も出ています。
地震発生分布、「ひずみ集中帯」とあまり一致せず 
https://blog.goo.ne.jp/jun-propela/e/c6d94851e0b1a30b364dfda31f74bbcf

「活断層が悪いんだ、いやいや、歪みが悪いんだ、地震の後によく調べてみたら活断層が見つかった。
何万年前のまでは活断層だ、いやいや、更に十万年前のが活断層……。」

そもそも、こんなことで予知になってんのでしょうか?

「地震は忘れた頃にやってくる」とよく言います。
皮肉なことに、本当に「忘れた頃」にやってくるのは、「数多くの専門家と呼ばれる彼らの飯の種になってるのと、視聴率購読数を伸ばしたいだけのメディアのすり替え」なのかな?と思ったりもする…。
彼らなりに頑張ってやっているので言い過ぎかもしれませんが。( ̄▽ ̄;)

他にも、大地震が起きると3日以内に“地球の裏側”でも大地震が誘発される、という研究を出している所もありますが、事例が、あまりにも少なく懐疑的です。
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0826/toc_180826_1911493293.html

とはいえ、先程触れた南米3連発やニュージーランドの地震は当てはまってました。

地質学物理学的には、ある箇所で大地震が起きたなら、その付近の断層にも影響が発生し、連鎖的に地震が起きてもおかしくありません。

東日本大震災ではまさに、東北から他の地域に広がるかのように連鎖的に地震が起きました。

今回の北海道地震も、専門家は連鎖的に地震が起きると予想していますが、北海道では余震が続くものの、連鎖と呼ばれるほどの地震はおきていません。

このように、地震予知情報をあざ笑うかのように、まるで、鬼ごっこや、隠れんぼでもしているかのように、違う場所で地震が発生している訳です。

余談ですが、8月は世界的に地震多発月でした。
8/5インドネシアM7.0、
8/19フィジー沖M8.2、
8/22ベネズエラM7.0、
8/24ペルーM7.1、
8/29マリアナ諸島M6.6

M7以上の地震は8月だけでも5個ですが、6月、7月のM7以上はゼロでした。
(それ以前は私としては未確認です)
https://newsdigest.jp/earthquakes/foreign/?page=17
(M6以下は頻繁にありますので除いています。地球は活動していますから、中規模の地震が起きないはずがない。)

果たして、こんな地球規模の大地震の偶然が立て続けに起きるものでしょうか。
地球が活動を始めたとか、太平洋沿いの地殻変動とか、色々噂が立っていますが、専門家は答えを出し切れていません。


一方、日本や世界の神話では、人間の営みが乱れると神様が怒って懲罰を与えるという話が残っていますが、確かに、数々のテロリズム、民族紛争などの争い、人々の自由を奪う国家、政治、思い当たるものが多いです。
神様がいるのか、そんなに厳しい神様なのかはおいておいて、なんとなくそう思わずにいられません。