1417号「アメリカの自由奔放な実業家たち」


 砂辺光次郎

 講義録1417号

 (2008/11/1)


 ★次回以降の予定★

 「ラテン系で行こう!」

 「座禅と幽体離脱」

 「ドラッガーは何を言ったか」

 「岡本太郎の成功論」

 「無門慧開の成功論」

 「本田宗一郎の成功論」

 「山岡鉄舟の成功論」

 「ピカソの成功論」

 「やる気のないヤツの成功論」

 「気の弱いやつの成功論」

 「ライト兄弟・ディズニーの成功論」

 「坂本龍馬の成功論(4)」

 ・・・・・などです。


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  (ここから本文です。)


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 1417号「アメリカの自由奔放な実業家たち」



 私が見知ったアメリカの実業家の生き方は、実に開放的で、ハイ・テンションだ。


 ある実業家は、年に何回か大型の休暇をとり、アフリカ、アラスカを冒険する。


 週末は、広大な自宅からセスナを飛ばして、あちこちの森へ出かけ猟を楽しむ。

 

 このケタはずれのスケールに、私は爽快感を覚えた。


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 彼は仕事もテンションが高い。オフィスは早朝から活発だ。


 オフィスは、カラフルないろどりで、赤とグリーンが基調だ。


 社員は、ラテン系のノリ。


 派手でにぎやかで自由奔放だ。


 受付嬢などは真っ赤なスポーツカーで登場する。


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 成功者でも、守りに入ったらもはや魅力はない。


 彼らの魅力は、常にチャレンジしていることだ。


 彼らにとって「今」は常に、「まだ途中」なのである。


 そして、彼らは、常にアクティブだ。


 常にチャレンジし続けている。


 その上、心が360度開放的で、陽気で、ハイテンションだ。 

       

 こうした、アメリカの実業家のラテン系のノリ、ハイテンションな仕事ぶり、スケールの大きな生き方に接して、私は、実に、大きな爽快感を憶えた。


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 自分はもっともっと自分を開放させることが必要だ。


 アメリカの実業家たちがそれを教えてくれた。


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 彼らは、青空そのままの夢を追求している。


 心に屈託がない。


 自由奔放を地で行く破天荒野郎たちとは、彼らのことか、と思った。