エル・カンターレ数学の究極の目的は「人間の魂が根本仏の一部である」という魂の真実を明らかにすることです。
自然哲学(自然の形而上学)は古代ギリシャのタレスから始まったとされます。
タレスは論証数学を創始した数学者であり、万物の根本原因は水であると唱えた哲学者でもありました。
水は人間をはじめあらゆる生命に不可欠であり、地球の最大の特徴は水の星であるという現代科学の観点からもタレスの洞察は素晴らしいものがあります。
ピタゴラスはタレスのあとに出た数学者・哲学者として、万物の根源は数であると説きました。
ピタゴラスは宗教家であり、後世の弟子のなかから「走れメロス」のもとになった説話が生まれました。
遥かのちにニュートンが、物理法則は数学(微分方程式)で表されるとして、数学と物理学を統一しました。
主著の「自然哲学の数学的原理」がそれを示し、現代物理学でも全く変更ありません。
数学の対象(数、図形)は物質ではなく、物質のようにビッグバンでできたわけでもありません。
ビッグバン以前から存在する形而上的存在である数学的真理が物理法則であるわけです。
真理の全体が創造主の心であるなら、物理法則もその中にあるという宗教的事実が証明されます。
そして人間の心は、数学や物理法則を理解できる能力を授けられており、神の一部(神の子)であるといえるのです。