温故知新
古きを重んじ新しくを知る

どうも。
靴下を履いたまま眠れないセメントです

1発目から古語をぶち込んでしまいましたが、
今日のテーマはそういうことです。(クッソ雑)

1月も過ぎ、あと3ヶ月もしたら新シーズンですね
4月になると新人看護師の方が不安期待不安を胸に仕事を始めるでしょう。

多くの方は病院に勤め
何がわからないのか分からないもどかしさ
襲われるでしょう。。。

指導者やプリセプターと戦う運命の人も少なくないです。

話はそれてしまいましたが、今回なんで温故知新とかいうワードを出したかというと

職場でそれを忘れている人が多いから!です

新人さんが何もわからない、技術が未熟だというのは当たり前なことです。

逆に最初からできる人なんていません。

そんな不安の中、新人さんは学習を重ねようと
毎日プレッシャーと戦いながら職場にきており、
中には夜も緊張と不安で眠れない人もいるはずです、、、。

失敗をしてしまい、自分はできないやつなんだと思う必要はありません。
失敗することで自分の分からない部分が見えてくるのです。

今回は実際にあったことをもとにお話をしようと思います。

〜はじまりはじまり〜

新人のAさんは初めての受け持ちで緊張と不安でいっぱいでした。
Aさんは朝早くに来て、一生懸命情報収集をし
自分の行動計画を立てていました。

Aさんの指導者であるB氏は厳しく、思ったことを素直をぶつけてくるタイプでした。

Aさんは申し送り後にB氏へ1日の行動計画を発表するもののB氏は頷きや相槌を入れることなく聞き
「分からないことがあったら聞いて」とだけ告げ
Aさんのシャドウ(後ろから監視する人)につきました。

Aさんはツッコまれることを覚悟していたので、
少し拍子抜けしていました。

そしていざ部屋周り!
患者さんに挨拶をしバイタル(体温、血圧、脈拍、SpO2など)測定をした後に
定時の抗生剤の点滴を繋げようとしました。

しかし、点滴が滴下しません。
Aさんは「詰まってるのかな、、」と思い
後ろにいるB氏に聞きました。

すみません。点滴が落ちないんですけど、確認してもらってもいいですか?」

B氏Aさんの前とは人が変わり、患者さんに

「すみませんね〜!ちょっと確認させてくださいねー。」

といかにもTHE良い人のような口調で話し、
刺入部を確認しました。

そして廊下にAさんを呼び、
「ねぇ。刺入部を観察したり逆血を確認したりした?すぐ先輩に頼るんじゃなくて少しは自分で考えたら?」

Aさんは確かに観察を怠っていました
Aさんは勉強が足りないんだと思い、
すみませんと謝り患者さんのもとに戻ろうとしました。
しかしB氏は小さな声で
「なんでこんなことも分かんないのかな。」


2回目ですがこの事例は私の同僚に対して
実際にあったことです。
上の方は、言葉に出さないだけで
心のどこかでこう思ったことがあると思います。

それでは自分はどうなんですか??

入職してすぐ観察項目の把握看護技術の習得
適切な優先順位付けが出来てたんですか??

今回のAさんは
分からないことは分からないとハッキリ言い、
勝手に行動せず先輩に一声かけており
素晴らしい行動だったと思います。

人の命や身体の傷や苦痛が関わっている中で
テキトーにしたり自分勝手に行動するのは
ひじょーーにまずいことです。


新人さんは常に吸収しようと励んでおり、
分からないことを必死に探しているんです!

先輩方はそんな彼等彼女等にたまにでいいので
「頑張ったね。」と一声かけてあげて下さい。


この事例のような方ばかりではないですが、
中には親身になって考えてくれる素晴らしい方も大勢います。

そんな素晴らしい方の1人になろうと頑張っているセメントのことも応援よろしくお願いします。
↑↑
最後の最後にぶち壊しました

それでは、さいなら。