本日もご覧くださって、ありがとうございます
ヘレンド/Herend のお店 ヘレンドライフ 店主の斉藤です。
本日はヘレンドのバックスタンプからわかる、2級品の見分け方について
書かせて頂きますね(^∇^)
まずはこちら・・・ロゴマークの上から二本、キズ(スクラッチ)をつけてあります(´_`。)

非常に分かりやすいですね
こちらは、工場での検品で2級品として弾かれてしまった、
ファクトリーセカンド”Factory second” を表わすしるしです。
この方法はマイセンやロイヤルコペンハーゲンなど、多くの食器ブランドで広く
行われています
工場検品落ち、アウトレットなどと同じ意味で、決してニセモノというわけではありません
例えば、焼き上がりの際に色味が出なかった、釉薬の塗りムラが見つかったとか、
あるいは表面にわずかな気泡や傷が認められた、といった理由で、1級品としては
認められなかった製品のことなんです。
理由があって検品で不良とされたものではあるのですが、プロでも一見しただけでは
違いは判らないほどのものが多いとのことで、ブランド各社の品質水準の高さを
伺わせます・・・
続きまして・・・

こちらもファクトリーセカンドのマークです。
クロスした絵筆(真ん中のペケポン
)の下にローマ字で小さく書かれている ”Ⅱ” が、
2級品を表しています。
この ”Ⅱ” のところに普通に日付が書かれていたら、1級品です。
ただし、このパターンが使用されていたのは1950年前後の短い期間だそうです
・・・ややこしい
次は可愛いらしい、こちらのマーク(^∇^)

こちらはヘレンドの専門学校で修練中の見習いペインターさん達の作品の作品を
表わすマークです。
アンティークのマークと間違って伝えられていることがあるそうです。気を付けましょう
(ヘレンドの専門学校については、また記事を書きたいと思います!
)

それから、昔のヘレンド作品の中に「Tertia」というサインが書かれているものがあります。
おお!Tertiaというペインターのさんのサインかしら!?
・・・そうではないんです。
こちら、ラテン語で「第三の」という意味、つまり、3級品(級外品)のコトなんです!
これが書かれていると、他にどんなマークや文字が描かれていても、3級品の
扱いだそうです
(ちなみに、ハンガリーは18世紀~19世紀頃まで、ラテン語が公用語でした。)
ただし、海外では堂々と”Tertia”と書いて出品されているのをネットで見かけますし、
アンティークのものや珍しいものであれば、お値段もそれなりにしているようです

こちらは磁器を直接彫り込んで描かれたマークですが、他に手書きやスタンプされた
マークなどがなければ、1級品ではありません(^_^;)
ただし、こちらにも例外があり、1800年代前半には1級品でもこちらのマークだけしか
使わずに世に出したものも度々あったそうです!

白磁のもので、青いトレードマークのないものは、たとえ”Herend”と彫られていても
「4級品」だそうで…
以上、ヘレンドのロゴから分かる、2級品の見分けかたでした♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!

