去年末くらいに長男の療育に行った時のことです。
病院内で
久々にママ友さんに会いました。

 そのママ友さんの息子さんはASDで、私の長男と同じ学年です。

 ママ友さん親子が作業療法の先生とお別れの挨拶をしていたので、
なぜお別れなのか私が尋ねると、ママ友さんが言いました。


「ウチは今日で療育は卒業なの。


「へ〜、卒業なんだーおねがい
・・・・・
え❓
卒業⁉️

と、私が驚いていると、


「うん(o^^o)、最近は息子も学校でも落ち着いてて、もう困ってることもないしね。
もう いいかな〜って思って。」


 彼女の息子さんは、もともとの困り事が
何かができない、とかこだわりが強くて手を焼く、みたいなことではなくて(一番好きなことは勉強で、すごくレベルの高い高校に進学)


 主な悩みが、大人しくて純粋でコミニュケーションが苦手だから、小中学校で悪ガキにやられっぱなしになる、みたいなことだったから、

素行の良い生徒で占められた高校での勉強中心の生活では全然困ることがないそう。



 そのママ友さんとは、お互いに近況報告や思い出話をしてからお別れしましたが、



療育の卒業というワードで私の頭の中はいっぱいになっていました。


長男が小学生の時に、療育は何才まで続けられるのかを作業療法の先生に聞いた時


自分としては希望があれば、何才まででも続けられれれば良いと思うが、病院としては検討中、ということだったので、



私は、大人になってからも療育(というかトレーニング)が必要だと感じます、
トレーニングをやめてしまったら長男の考え方のズレを修正する機会が減ってしまう・・・と


何度か自分の希望を熱く伝えていたのですが、



今回、聞いたら、実際は18才で療育を卒業になる人が大半で、希望者で20才までやってる人がいるにはいる・・みたいな話でした。



その後、医師に確認したところ、
やはり療育は18才で卒業してもらうが、
希望があれば20才ころまではできる、

そこからは、大人の発達障害をみる病院に紹介する、とのことでした。



その大人の発達障害の病院ではトレーニング的なことはやっていないそうなので、

ほとんどの人は、診察時に自分の状態を説明し、薬が必要なら出してもらう・・ということらしい・・



今までやってきた療育の中で
私が長男のズレた言動でなおかつ私がいくら話しても修正されない言動を作業療法士さんに言うと、
それについて作業療法士さんがテストやヒアリングで長男に確認し、作業療法士さんからの働きかけでズレた考え方が修正され、



親子で限界ギリギリのところをなんとか乗り越えられた、という繰り返しでここまできていたので、


高校生になってからの療育は年間6回〜8回くらいに減ってきてはいたものの、



それが完全になくなってしまうことは不安です。



長男は、4才から本格的に訓練し、振る舞い方や言葉の発達は奇跡的に伸びて
外では表面上は普通に見えるようになりました。


でも、だからこそ、今後の内面的なトレーニングが重要なのではないか・・



この、表面上は分からないけれど、近づけば近づくほど内面は違っている、という状態が非常に危うい、と思うからです。



元夫も そういう人でした。
外モードの演技と家庭内での実態がかけ離れていた上に
家庭内でのかんしゃくがひどいとか家族に否定的とか協力できないとかいうこともそうですが、
もっと本質的な異質さ、パートナーを人間だと認識していないかのような異質さや違和感は凄まじく、
家庭として成り立っていませんでした。





・・・私が重度のカサンドラ症候群だった体験から心配しすぎているだけなのか・・とか



いや、でも、トレーニングをやめてしまうのは本人だけでなく、社会のためにも 結果的に大きな損失なるんじゃないか・・


 
そもそも、なぜ大人の発達障害のためのトレーニングはあまりないのか、


まだまだカサンドラについては認知度が低いんだろうな、


カサンドラが少しは知られ始めているとはいっても、それは表面的なことで、本当の実態はまだまだ全然知られていないし、そこから更に対策までは遠い道のりなのか、


とか



かなり
モヤモヤしつつ、



長男に、
成人したら病院が変わることと
大人のための療育やトレーニングはこの地域ではないらしいことを伝えることにしました。




長男にとって、誰にも相談できないことを相談でき、信頼しきっていた作業療法士の先生とのお別れは、相当辛く心細いだろうから

前もって心の準備をしないと、かなりパニックになりそうだな・・



と思いながら、
長男に伝えました。

(続きます。)