尾形回帰 ROCK AND ROLL LEADER !!!!!!! -336ページ目

MJ!!



マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を観てきた。
この映画を観るとマイケルが急逝したことが本当に悔やまれる。
これはあくまでもリハーサル風景を編集したものなので、観客の前で全開になっているマイケルがやっぱり観たかった。

映画の中のマイケルはなかなかぶっ飛んだファッションでリハーサルに臨んでいるのだが、恐らくあれは私服でだろう。
あのファッションセンスが非常に羨ましい。
途中、コンサートの衣装を担当した人物のインタビューがあるのだが、スワロフスキーを使用した衣装を作る予定だと言っていた。
一体、衣装の制作費だけでいくらかかるのか?!

舞台スタッフとマイケルのコミュニケーションも非常に興味深かった。

スタッフもマイケルのテンションを上げようとしているのか、彼の扱いに慣れてないのか、空中を右往左往に動くゴンドラにマイケルがただ乗っただけなのだが、

スタッフ
「ゴンドラに乗ったあのマイケルが帰ってきたぞー!! マイケルの復活だー!! Yeah!! 」
みたいな感じでいちいち盛り上げている。


さらにマイケルの独特な口調が面白い。
使用しているイヤホンモニターの音量がバランス悪かったらしく、

マイケル
「自然の音を聞くように育てられたから、僕はこういのには慣れてないんだ。
まるで耳の中に拳を突っ込まれているようだ。
これじゃあ歌えないよ。」

スタッフ
「どうしたらいい?」

マイケル
「でも怒ってはいないよ。
これは愛の為なんだ。I love you…」

スタッフ
「じゃあ音量を少し下げようか?」

マイケル
「うん…」
みたいな。


しかしリハーサルとはいえマイケルのダンスや歌は非常に素晴らしかった。
映画終了後は客席から拍手も起きていた。

余談だがHEREのギターの三橋隼人はマイケルが来日した際にコンサートに行き、生マイケルを3度も観たことがあるらしい。
さらにドラムの宮野大介は「BAD」「Smooth Criminal」「Beat It」あたりの曲の振り付けは完璧とのこと。
機会があればダンスリクエストしてみるといいかもしれない。
彼は喜んで踊ると思う!!