尾形回帰による『ハッスル』全曲解説！！！！その1

本日、2016年3月2日遂に『ハッスル』発売になりました！

年に一枚はアルバムを出したいなと思っていたけど、
約1年10ヶ月振りのアルバム発売です。

やはり作り込むとこれくらい時間かかってしまうね。
こんなに時間をかけて作ったので愛着もHAMPAないです！

なので今作の『ハッスル』をより深く理解してもらう為に、
今日から少しずつ全曲解説を更新したいと思います。


「序章 ～ビギニングハッスル～ 」
アルバムの曲が出揃い、
全てレコーディングを終え、
タイトルを何にするか考えた結果、
割とすぐに『ハッスル』という言葉が思いつきました。
（意味については戯曲の中でしっかり説明してるので今は割愛…）

今までのHEREのアルバムタイトルからは想像も出来ないくらいシンプルなタイトルに、
自分自身も戸惑いを覚えたのですが、
メンバーからも評判良く、
すぐに決定しました。

しかし、
アルバム収録曲の中で『ハッスル』というワードが全く出てこないことに少し寂しさを覚え、
急遽、序章と終章をつけることにしました。

曲のイメージはすぐに出来たんだけど、
壮大なオーケスラのアレンジ＆作曲は出来ないと思い、
そこで登場したのが西井慶太です。

インビシブルマンズデスベッドのメンバーで、
私立恵比寿中学の「春休みモラトリアム中学生」の編曲に参加した西井慶太です。

「春休み～」のストリングスアレンジが非常に良かったのでお願いすることにしました。

そうしたらイメージ通りの素晴らしい序章になりました。

さらにレコーディングの完パケ宣言しておきながらHEREメンバーを夜中に招集し、
「せーの！ハッスル～！」を収録しました笑。



「はっきよい」

収録曲の中で一番最初に作った曲です。
実は『I WANNA EAT YOUR CHAOS』のリリース直後に作り始め、
2014年の年末のライブでやっていたと思います。

まさかこの曲がシングルになり、
そしてアルバムの一曲目になるとは思ってもいませんでした笑。

今回、客観的な視点を取り入れる為に、
シングル曲やPV曲はメンバーの多数決で決めました。

そうしたらメンバー全員がバラバラの曲を挙げ、
決まらず笑。
さらにエンジニアの日下さんなど身近な関係者にも参加してもらい決定しました

結果、HEREのポップな側面を押し出すことができて満足しています。

歌詞が出来て、
タイトルが「はっきよい」なんだけどってメンバーに言ったら、
全員が「いいんじゃない？」って言った時は驚いた。
僕も思わず「いいんかい！」ってツッコミました笑



「俺らは最強さ」
武田のギターリフがめちゃくちゃ格好良い曲。

この曲も2015年の始めの頃に作った曲で、
感覚的にかなり前に作った感じがします。

「はっきよい」とこの「俺らは最強さ」が出来て、
アルバムが良い感じになりそうな予感はしていました。

歌詞には僕からの激熱メッセージをぶち込みました。

生きている上で、
愛し抜けるもの、
信じ抜けるものに一つで出会えれば、それは幸せなことだと思います。
僕にとってロックがそれです。

ロックっていったらなんか格好良いけど、
別に他人にとって何の価値がないようなことでもいいのです。
めちゃくちゃくだらないことでも全然OK。

だから何か打ち込める「コト」や「モノ」や「ヒト」がある方はそれを大事にしてほしい。


それでは今日はこの辺で。
また全曲解説の続き更新します！！

それではHEREから暑苦しい『ハッスル』発売記念コメントです！！