更新がだいぶご無沙汰になってしまいました。
メディカルハーブ、アロマと共に穏やかな日々を送っている
~herb-historie~nagomiです。
今回はメディカルハーブ、アロマの有用性について、簡単にご説明します。
メディカルハーブを含め、植物は根から吸収した水と、空気中の二酸化炭素を太陽の光によって、酸素と、自ら生き抜くための多様な成分を作り出しています。
これを光合成と言います。
(なんか理科の授業みたいになってしまいますが…)
光合成で作られた成分は、大きく分けて 栄養素と非栄養素 があります。
栄養素は糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどで、人間は光合成ができないので植物の恵みを摂取しなければ生きていけません。
非栄養素は植物化学(フィトケミカル成分)と呼ばれ、植物が紫外線などの外部環境から身を守る為に、さまざまな機能性を持つ成分を作り出しています。
(抗酸化、抗菌、抗ウイルス作用など…)
アロマは 「自然の良い香り、芳香」 という意味で、精油は植物の芳香物質をさまざまな方法で抽出したもので、これらも非栄養素に含まれます。
たった1種類のハーブでも、その中に含まれる植物化学(フィトケミカル)成分は数百から数千にのぼります。
1つ1つの成分は微量なので作用は穏やかですが、生体に与えるダメージが低いことが特徴です。
また多様な成分が互いに相乗効果を発揮します。
例えば、ローズヒップに含まれるフラボノイドの抗酸化作用と、ビタミンCの抗酸化作用が
相乗効果を発揮するなど…
メディカルハーブは法律上、医薬品ではなく食品として流通しています。
栄養素と非栄養素を上手に取り入れ、美容や健康増進、疾病予防などに生かしたいものですね。
ジャーマンカモミール