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★中東生活日記★

砂漠とラクダの国に来てみたら、とんでもない波乱が待っていた…!!?

今日は、至るところの部屋のメンテナンスをお願いしました音譜

ずっと家に引きこもりの生活が続いているので、電気の消耗が早いです…汗

バストイレの電気、部屋の電気、ベッドサイドランプ、クローゼット開閉時の金具部分ノイズ、の4つを直してもらいましたニコニコキラキラ

 

これまでも、壊れてロックできなかったベランダのドアの鍵、座っていたら突然壊れた木製のイス、ねじが取れた机の引き出し、キッチンの電気、廊下の電気、シミがついているシャワーカーテン、埃かぶったソファーのクリーニング、とまぁこの3ヶ月でかなり不具合出ています。笑

 

あとトイレの悪臭は永遠の悩みです…チーン汗

 

比べるのもなんですが、やはり東京時代の綺麗で光がさんさんと差し込む部屋が懐かしいものですショボーン

海外はまず土足っていうのが落ち着かないですし、私の部屋は窓はあるんですが隣にすぐ違う寮が建っているので光が全く入ってこないんです…。。。昼でも真っ暗です笑い泣き

 

文句ばかり言ってしまいますが、そもそも私ルームシェアってのが大の苦手なんですよね汗

今同期の子と二人でシェアしていますが、こないだ彼女は不在だと思って、思い切り音をガシャガシャ立てながらキッチンで作業したり、熱湯を足にこぼして「Oh my god!!」とか一人で騒いだり、英語アプリ使って発音練習何回もしてexpensiveがうまく言えなくて連呼したり、夜中まで映画見ながらぼりぼりスナック食べたりしてたんですえーん

そしたら朝4時頃彼女が部屋から出て来て、いやー一気に恥ずかしくなりました!!笑い泣き

 

これからは細心の注意を払わなければなりません…笑い泣き



座っていたら急にコントみたいに壊れた椅子↓



 

私はこの会社に転職する前は、東京で今のようなサービス業をやっていたのですが、まさに毎月ギリギリの生活で貯金なんて全くできないワーキングプアでしたえーん

 

前の会社は入社してから3年は契約社員で、4年目からようやく正社員になるという形態で、契約社員のうちは年に2回のボーナスも雀の涙程度です。

住まいは会社の寮で家賃はほぼかかりませんでしたが、とにかく毎月のお給料が低く、食費や交通費、通信費や諸々の支払いでなくなってしまうのです。

休みはこっそり日払いのアルバイトをしたりしていました。

そんなどんなに働いても生活水準の低い生活が嫌で、家族に恩返しができない自分が情けなくて、絶対にもっと収入の良い仕事に転職するぞとずっと思っていました…(>_<)

 

一応大卒で、前前職の方がお給料も良かったので、選択を間違えたなと後悔の毎日でしたが、前の会社に入っていなければ客室乗務員も目指すことはなかったので、ある意味人生の転機となった場所ですね。

悔しさが人を大きく動かす原動力になるって本当です。

ただただ毎日、悔しかったんです。

 

それでここ中東のエアラインを選んだのも、家賃、光熱費、医療費が無料で、税金もかからないので、貰えるお給料のほとんどがお小遣いとして自分のものになるから、ようやく貯金ができるかもと思ったのです…!!

 

ここまで聞いていると、「結局全てカネが理由か!!」って思うかもしれませんが、もちろんお金だけでここまで来ていません。笑

 

前職を辞めたのももちろんお給料面だけが理由ではありませんし、中東を選んだのも、他に理由があります。。。

 

だけどやっぱりこの先の人生を考えるにおいて、お金は非常に大切ですね。

ある記事を読みました。

仕事を定年退職してから、老後を過ごす上で必要な貯蓄。

年金を貰いながらも、安心して生活を送るには最低限3000万円の貯蓄が必要だそうです。

理想は、30歳で500万、40歳で1000万、50歳で2000万、60歳3000万。

 

気が遠くなる数字です汗

 

ではそのために月々どのくらい貯金できるだろうと先程計算していたら、思っていたよりさほど貯まらなさそうですショック汗

 

奨学金など返さなければならないお金もあるので、もう考えたくないと思いました。笑

とりあえずは、借金返済を頑張りますあせる

 

 

昨日はお友達たちとちょっと街から離れたショッピングモールへお出掛けしました車晴れ

 

訓練を卒業してから初めて会う友人もいて、私の状況を知って彼女は驚いていました汗

「チャンスがあるのは良かったけど、待つ時間が長過ぎるし、もう一度訓練って大変だしすごくアンラッキーだね…」と。。。

でも別の友人は、「アメリカとかでもビザ取得で引っ掛かると、半年待ったりするのは普通だし、待っている間は家とお金は会社から与えられるから全然いいよ。私だったら映画見たり、編み物したりして時間を潰すよ」とひらめき電球

 

んー、、確かにそうなんですが、彼女の言っていることはごもっともなんですが、、

やはり半年映画と編み物は、限界があるのですよビックリマーク

 

でも他の国でもビザで待たされるのは当たり前という情報は聞いて少し安心しましたお願い

 

友達はみんな応援してくれて、「もし自分が私の立場だったら自宅待機してでも、母国に帰れなくとも頑張って残る」と言ってくれるので、そういう言葉を励みに頑張れますショック!

 

さて、本題のショッピングモール。。。

ここに来た理由は、Cheesecake Factoryというレストランに行きたかったからという友人のアイディアひらめき電球

 

レストランで美味しい食事に舌鼓をうっていると、なにやらサーカスのようなパレードが始まりましたビックリマーク

気になって見てみると、テレビ局も来ていて大勢の観客が見ている中、大迫力の圧巻のパフォーマンスでしたビックリマーク自転車キラキラ

犠牲祭を祝うイベントの一つですねお月様

 

普通のショッピングモールに、このようなプロのパフォーマーを呼んで、観覧無料でイベントを行ってしまうのは、やはりリッチな国ならではなのかなぁと思いましたひらめき電球


そして、買い物に夢中のお友達でしたが、私は欲しい物も特になく疲れたので、噴水の所に座っていると、何やらまた伝統衣装を着たアラブ人男性達が、太鼓を叩きながら剣と盾を持ってパフォーマンスを始めましたドンッ

そして、隣に小さな男の子を抱っこしたお母さんとその旦那さんらしきアラブ人家族がやってきて、お母さんと子供の写真を撮り始めたので、「私が撮ってあげましょうか」と旦那さんに声をかけると、とても喜んでくれましたおねがい

これは前職でよくやっていたことなので、衝動的に声を掛けてしまいましたひらめき電球

すると旦那さん、「ちょっと待って下さい」と他にも一緒にいた家族を呼び始めましたキョロキョロ

次から次へとやってきて、恐らく最後には15人くらいの集合写真になっていました爆笑キラキラ

でもすごく喜んでくれたし、優しいご家族の方たちだったので、なんだかほっこりしました照れ

私だったら、隣に暇そうに座っている人がいたら、すぐに写真撮ってもらえますかって声を掛けてしまうんだけど、他人に頼まないというのは、男性のプライドなのか、アラブ人特有の文化なのか、ちょっと疑問に思いましたひらめき電球









 

 

9月1日の昨日からイスラム教の祝日「犠牲祭(イード・アル=アドハー)」が始まりましたビックリマークお月様

ラマダーン明けのイード(祝祭)の一つだそうです。

 

ウィキペディアで調べると、イブラーヒムが進んで息子のイスマーイールをアッラーフへの犠牲として捧げたことを記念する日だそうで、世界中のムスリムの人々がサウジアラビアのメッカに巡礼するそうです。そして巡礼に参加しない人たちも、モスクに集まって、羊やラクダ、牛などの家畜を生け贄として捧げるそうですお願い

 

なので私の住んでいる家の隣のモスクからは、大音量のアザーン(礼拝の呼びかけの音楽)が朝5時頃から流れて来ました。でもいつもとは、違う音楽、違う時間、違う音量だったので、やはり特別なのでしょうひらめき電球

礼拝は一日に5回行われ、夜明け前の礼拝が始まるのは朝3時半頃なので、いつもこの時間に流れるアザーンを聞いて、いつも「私はイスラムの国にいるんだなー」と実感します。。。

 

イスラム教って、本当に奥が深い目

難し過ぎて、全然理解できていません汗

 

しかも、まだこの国の文化に全然触れられていないのが実情ですあせる

これからしばらくは住んでいく国だから、この国のことやイスラム教のこと、アラビア語も少しはちゃんと勉強していきたいと思う今日この頃でしたニコ




 

ブログを始めては幾度となく三日坊主で終わってしまった過去のある私が、なぜまたブログを始めたかと申しますと、現在ある理由で仕事することができず、自宅にこもっているので、この有り余った時間で、日々の記録や感じたこと、見たこと学んだことなどを記録していこうと思いましたお願いひらめき電球

仕事ができないある理由とは、、、

遡ること三ヶ月前に、今の会社で仕事を始めるためこの国に引っ越してきたのですが、二ヶ月の長い訓練が終わって「さぁようやく乗務開始だ!」と意気込んでいた最中、健康診断が引っ掛かりビザが取得できなかったことを告げらましたえーん
この国では就労ビザとは別にレジデンスパーミットという居住許可書が必ず必要なので、このビザがなければ不法滞在で国外追放になってしまいます汗乗務に必要な書類なので、もちろん仕事もできません汗

健康診断が落ちた理由は、正直理解し難い理由なので、今でも悔しい気持ちは拭いきれません。
ある意味、運やタイミングで簡単に落とされてしまうことってあるんです。
本当に日本では考えられないような、驚くような理不尽なこともここでは沢山あります。
でも郷に入れば郷に従えで、ここではこういうやり方なんだと、ただ受け入れるしかないのです。

ただ、涙の訴えも虚しく会社を一度解雇はされましたが、なぜかその後会社は政府にもう一度ビザの再申請をしてくれていたらしく、承認が下りたのでここに残れることになりました!!キラキラ

制服やマニュアルなど全て返さなければならなかったし、再申請してくれているならなぜ解雇する必要があったのだろうと永遠に疑問は残りますが、ひとまずキャビンクルーになれるチャンスは復活して本当に良かったですニコニコキラキラ

応援して送り出してくれた友人や元同僚、何より家族のことをがっかりさせてしまうから、ただ訓練だけやって一度も飛ばずに日本に帰ることだけは、絶対にしたくなかったのです。

ただ、衝動的な事実が、再検査まで約半年かかるそうで、この間は仕事もできないですし、国から出ることもできませんえーんあせる
会社から自宅で待機するよう指示されているので、勝手に動くこともできませんえーん

ということで、フラストレーションと闘いながら、今後半年という長い時間を無駄にしないよう、しっかり過ごし方を考えていかなければなりませんショボーン