天十里です。
今年から、忌部舞で、
「岩戸開きの舞」を教えています。
去年まで教えていた三つの舞に加えて、
いれてみたのは、
これから「岩戸開き」の時代となりそうなので、
志ある皆さんに教えておいたほうがよいだろう、ということで。
この舞は、三つの舞と違って、
岩戸を開くための舞なので、
特徴的なリズムと緩急があります。
天の岩戸開きのさいに、
忌部の女神である「天鈿女神」が舞ったであろう舞。
おごそかな雰囲気から始まり、
だんだんと盛り上がっていく舞です。
天の岩戸神話では、
天照大神が岩戸に籠ってしまい、
そこから出てもらうために、
忌部の神々が中心となり、
楽しさを演出します。
その楽しさは、ただ単なるバカ騒ぎではなく、
そこには、天照大神への神々の愛があるのです。
天照大神が、自分からそっと出てきやすいように、
その雰囲気を作られたのです。
天照大神は、
無理やり出させられたわけではありません。
神々の愛によって、岩戸を開けたのです。
そして、手力雄神も優しく扉を支えたのです。
それは女性の出産と似ていますね。
赤ちゃんも、愛と喜びの中で生まれることを望んでいます。
お母さんも緊張よりリラックスしたほうが、安産になりやすいですね。
さて、伝えられている話では、
この時、天照大神は、
新たに生まれ変わったと伝えられています。
そして、天太玉命は、大事に宮に誘い、注連縄をはり、
天太玉命の娘神である、大宮売神がそばに仕えました。
そんな岩戸開きの舞は、
神々の愛の力が集まる舞なので、
心を込めて舞いたいですね。
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