私は茅ヶ崎ラスカで初めて店舗を持たせて頂きました。


有限会社ハーブマルシェを登記して、なんと4ヶ月もたたないうちに駅ビルの4坪をお借りすることが出来たのは本当に光栄でした。






何も商売を指南してくれる人などいない中で、不休で働きました。




本当に最初のころは、毎日店舗にいました。(楽天ブログ「ハーブマルシェ通信」を参照してください)




茅ヶ崎ラスカ(当時ルミネ)は非常にハーブマルシェを可愛がってくれて




「ハーブマルシェさんは、ぜひこの茅ヶ崎から日本全国に発信して成長してくれれば!と思っています」と当時担当して下さった開発の方から言われて、目頭が熱くなり、その気持ちにこたえようと必死でした。




出来るだけオーナー会にも顔を出して、地元の経営者の方とちょっとでもコミュニケーションをとり、少しでも地元の情報を得たり、また経営そのものや心構え、倫理などを教えてもらいました。




父親くらいの年齢の経営者に囲まれて、びびりながら話を聞いたりしていたものです。


時には私のような若輩者が湘南を代表するような社長たちにすっかり囲まれたりすると、委縮することもあり、途中で退席したりすることもありました・・・






しかし、新宿伊勢丹でのフランス展の催事、有楽町イトシア出店、そして名古屋高島屋でもお仕事をさせていただけるようになったのは、






いつもあたたかく接してくれた茅ヶ崎ラスカの館と、湘南のお客様、そして周囲の経営者のおかげそのものなのです。




では、本題。




今回、東電さんの発表で明日の計画停電はなくなりましたが、茅ヶ崎ラスカは閉店のお知らせをしたので、そのまま終日閉店となります。




それは致し方ないことだと思います。


仕入れの問題もあるしとくに生鮮食品なんて、どうしようもないです。




東電さんの発表も19時前だし、これまた、どうしようも出来ない・・・








「平常心」というブログを更新した後だけど、






ちょっと、それ一瞬、撤回していいですか?








もう黙っていられない。








茅ヶ崎ラスカには、本当に地元に愛されている湘南の名物や食品、ここにしかないものがたくさん買える場所なのです。




眼科や歯科医も、薬局もあるすごい駅ビルなんです。




少しでも地元の人の力になれる場所であり、ありがたい場所なんです。






その気持ちは茅ヶ崎ラスカに入店しているショップの経営陣はみな同じです。


そして、きっとラスカさんも同じ気持ちだと思います。






だって、本当に営業部の人たちは、湘南や、ラスカが大好きで働いているスタッフばかりだから。


きのうなんて、館の最高責任者である方が、オレンジのジャンパー来て、館内を走り回ってお客様の案内をしたり列を誘導したり。




館内放送まで入れてくれて、まじ、その姿・アナウンス、かっこよかったですよ。




そんなヤル気ある責任者がいる館だから、絶対わかってくれるはず。




茅ヶ崎の電気が止まっても、経済を止めてはいけない。






館を止める、しいては経済を止めるということは、今はわからなくても、必ず3,4ヶ月後、ダイレクトに市民に跳ね返ってきます。


経済が止まると、生活ができなくなるくらい、失業者も増えます。


今、この状況で、もし従業員が解雇されたら、もう、はっきりいって再就職なんて出来なくなります。




だから、最小限の電力で出来る範囲で、経済を動かしたい。








昨日、茅ヶ崎ラスカのたった1時間30分の営業時間の中で、たくさんのお客様がラスカにきて、カラヘオさんのパンは40分待ち、アンデルセンさんは身動きがとれないくらい大行列。


葦さん、えぼしさんなど、他も店舗も大行列状態でした。






茅ヶ崎の人たちは、駅ビルであるラスカが営業するのを楽しみにしてるのだと思います。




こんなに地域に愛されている駅ビルってめずらしいと思います。




みんな買いだめをしたいのではなく、ラスカが大好きなのだと思います。






だからこそ、完全閉店するのでなく、お客様のために営業を少しでも出来ないか。


電気を使わないで完全閉店するのでなく、数時間でも営業をすることはできないか。




システムレジが電力を使うなら、




レジなんて使わなくったっていい。




そろばんだって、いいじゃないの。






その気持ちを、明日、浜田屋の岩沢社長、葦の芦川社長、そして私で






なんとか前向きな話し合いの場を持とう!と立ち上がりました。








湘南茅ヶ崎のみなさん、待っててね。




社長みんなで、経済を動かしてきますからね。




解決策を見つけてきますからね。










駅ビル・茅ヶ崎ラスカを、電力を最小限にして少しでも心がほっとするような場所に戻します。




ラスカは、美味しいパンやお惣菜が買えるだけではないんです。


楽しい日常を少しでも提供する場所として、笑顔という明りをともせる場所なんです。










と、いう内容の話を事務所の電話で色々な社長と話しているのを聞いていた若いスタッフが私に言ったひとこと。






「・・・土一揆ですね♪」








がんがるお!