ハーブマルシェへようこそ!



どうして本がすきなのか。


電車の中で、ベッドの中で、カフェで、


そして、友達と待ち合わせていて

「遅れるー」とメールがあるとラッキーと思って「了解!大丈夫ゆっくり来てね」と返信したら

待ってましたと本を取り出す私、



ひとりになるととにかく本を取り出して読みます。




ネットの文字をみていると辛くなる体質なのに(ネットサーフィン、気持ち悪くなるからできない)


本の活字は全く苦になりません。



どうして好きなのか、改めて考えてみました。


ストレートに言うと活字に誘われて「右脳」が動くのがすっきりするし、

楽しいのかもしれません。

つまり、どういうことかというと、

活字で読んでいるのだけど、

場面や人物をイメージで脳に浮かばせて読むため

その情景などがリアルになればなるほど、


今抱えている問題や現実から離れられる、ということ。




・・・逃避です、逃避(笑)!


映画を観ているとその世界に入り込んだりするのと同じです。



忙しかったりすればするほど、


本を読みたくなるし、


トラブった後には薬を飲むように本を読みます。




考えすぎて仕事がいっぱいあるときの空き時間には


まるで中毒者のように本屋かブックオフにいき、

鼻息荒くして本を探します。。。




本を選ぶときは、誰かの推薦だったり、

ラジオの情報だったりします。

意外と、ハーブの本は読みません。


ハーブの知識は、わたしは農家さんやフランスの取引先からの情報のほうが量が多いし

仕事がハーブなので、プライベートで読む本は

まったく違うジャンルのものであります。


(ちなみに私が聴いているラジオ番組で本を紹介するコーナーがあり、これは結構参考にしています)


あとは、話題の本とか。



その時の自分の状況に合わせたテイストのものを選ぶような気がします。


その人がどんな本を読んでいるのか


と、いうことは


その人の心の状態を知ることでもあるような気がします。



食べ物がその人の体を作るとしたら、


本は、その人の心を作るのだと思います。


だから、紹介された本などは、


紹介してくれた人の心の状態を知ることにもなります。





実は先日取引先でもあり、めちゃくちゃ尊敬している方でもあり、

同志でもあり、ライバルでもある(?)方とお会いした時


「今日、ハーブマルシェのしのぶちゃんに紹介しようと思って」と食事中に本を取り出して、


これ、これ、すごくいいよ、



と写真のこの本をご紹介くださいました。


「旅の民俗学」 著者 宮本常一

河出書房新社



お互い、旅が好きで、旅先で誰も知らない街で知り合いを作ることが得意で、

自然や文化が、人の歴史が大大大好きで、


でも、時間がなくって、旅する時間が全く、ない・・・




ってことで、ここ最近、本で「旅して」いろんな人に「出会って」おります。