お花版のスローフードみたいな・・・そんなお話。

次回関連で、2009年分再掲載です。

 ↓

『お花版のスローフードみたいな・・・。』

仏壇のない家がふえているようですね。それに伴って仏壇に飾る お花の
種類も変化してきました
。以前、仏花といえば菊。菊でなければいけない
といった風潮さえあった時代が夢のようです。

いいことだと思うんです。仏壇はないけれど、故人の好きだった花や自分
のすきな花を、写真のそばに活けてみる。たとえば「おばあちゃんの好き
だったユリやバラをかざってあげたい」なんて想う心が、なんだかとても
ほほえましい。

都市部のお花やさんで売れる仏花はとくにこの傾向が強いのだとか。ヒマ
ワリやガーベラ、バラにデンフェレなどのリクエストも多いといいます。
品種に詳しくないお客さんも「明るい花束を」、「ピンク系に仕立ててく
ださい」と、注文をされるのだそうです。

ガーデナーとしたら、この傾向をもう一歩すすめたいですね。自分の庭や
プランターで作ったお花を飾りたい。リビングや床の間、お気に入りの家
具の上においた大切な人の写真の横を自作のお花で彩りたい。

それに加えて

こんな楽しみもあるんですよ。それは バラ作りを通じて、同じようにバラ
を栽培していた故人の体験を、あなたも追体験することができること。

 「こんな生育状態のとき、おばあちゃんなら どうしてたんだろ?」とか、
 「わたしもピンクのパラが好き、いっしょなんだなあ」なんてかんじで、

バラ作りを通じて時間と空間を越えた故人との会話が可能  になる。

それって、あなたの身体のなかに確かに存在するおばあさんの遺伝子を確認
する行為でもありますよね。

・・・なんだか いいなあ。

さらによくよく考えてみれば、こういったガーデニングによる仏花の手作りは、
経済が発達する以前の「自然な供養」の姿ではなかったのか
なとも思
います。そうであるなら、この『手作りのお花で供養』運動は、業者の手に
わたっていた供養という行為と「供養花」を自らの手にとりもどす行為とい
うことにもなりますね、きっと。

これって、つまりは お花版の地産地消、お花版スローフード
っていうか 『スローフラワー運動』 ですね。ふふふ。


晴れ そうやって、太古の昔からの先人達の努力の積み重ね
  でガーデニングや農業は発展してきたのではないのか
  とも思うのです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染

 

まだ高温。生育徒長を予防するには。

10月にはいったとはいえ、いまだ最高気温が28度前後もある
宮崎県平野部・・・定植が終わったハウスの温度は30度以上に
なる天気が続いています。そんな高温条件のなかで散見されるの
が 1.作物の生育徒長と 乾燥が主原因の2.石灰欠乏、 そして
3.花着きの不良です。ということで10月01日分のお客様向け
DМとなります。なおトマト関係となってはおりますが、内容は
果菜類全般に適用できますので よろしかったらご参考に。




長雨から一転して暑すぎる夏となり、そのごの台風襲来となった
本年。そんな天候のなかでの、苗作りから定植となったわけです
が、まだまだ ひと波乱もふた波乱も ありそうな気配ありあり
ですよねー。


晴れ 今作の元肥につかった、各作物ごとの肥料設計は
   ​こちら​ となります。。

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜


 

かわいいなと思ったお花は意外にも。

宮崎県でも、鹿児島県よりの小林市をドライブ中に
9月22日前後に 沿道でみつけた 
植え込みのしたから顔を覗かせている お花の花茎。




たとえば クロッカスとか、そんなかんじに見受け
られて




どんな葉しているのかな と思って、植えこみのした
を探しても ただ 花茎があるのみ。

もっと成長のはやい個体はないかな・・・

とおもって、日当たりのよい 別の場所を探したら
ありました・ありました。

その正体は
花のある時期に葉はなく、葉のある時期には花がない
という 

    

ヒガンバナでした。

植え込みの下からでてきている&開花したあとのお花の
イメージや咲いている場所が[自分のなかでは]強烈す
ぎるので、連想できなかったのですが

なかなかにかわいいお花でもあるのだなと 再認識。。


晴れ  有毒ということで、田んぼの畦に植えられたり
  お墓のそばに植えられたりしているイメージの
  ヒガンバナ。食べるとしんじゃう/彼岸にいく
  こともあるということから、こういう名前が付
  けられているという説もあるのですね。
  
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染




ルリカミキリ。容赦ない喰いこみ。。
レットロビンの皮の下に潜り込み、まるで環状剥皮をしたかのよう
な状態になるまで食していく ルリカマキリの幼虫。幼虫の進んだ
食痕を指で触ると、まるでヤシガラピートのように繊維質になった
食べ残しの部分が ズルっと剥げおちていってしまいます。

  
 

で、そんな繊維質のなかに幼虫[こちら]がいるはずなのですが、こ
れがなかなか発見できない。どうやらさんざん食べながら這い回っ
たあげく、そのあとになってやっと幹に侵入していく性質みたいで。

なんともやっかいな害虫です。

ルリカミキリではない ふつうの[おかしな表現ではありますが]
カミキリムシ[​こちら​]などでは、樹皮の下に潜り込むことなしに 
すぐに木の幹に侵入してトンネルを掘り進みので、発見し駆除す
ることがたやすいのですが、
このルリカミキリの幼虫[​こちら​]の見つけにくさ加減っていった
ら、その見つけられないくやしさに地団駄踏んでしまいます。

また垣根にしている樹のなかでもよわっている個体部分に集中して
攻撃してくるみたいで、 ↑の写真みたいに とくに塩害の激しく
葉が落ちた樹は こんなふうに ボコボコにされてしまってます。

で 対策ですが、なんといっても レッドロビンの樹勢の回復を図
ることかと。ということで 台風通過後に

 ● 風で緩んだ地下部分に土寄せし
 ● 塩害後のたっぷりと樹全体を水洗いし そのあと
 ● リンサンや苦土に微量要素中心の液肥の葉面散布

をおこない、台風通過後1週間ほどしてから

 ● チッソ分の入った液肥を樹と樹の間に穴あけて流し込み
 ● そのご 固形肥料のバラマキ施用

などを 適宣おこないました。
なんとか枯れずに元気になってくれないかなあ。

ということで今回は台風後に急に被害が目に付き始めたカミキリ
ムシであるルリカミキリ被害についてのおはなしでした。

 

晴れ 先輩農家さんに、レッドロビンには へんなムシが
  はいってくるよ・・と、教わった回は こちら


51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」

 



 

塩害で弱ったところにルリカミキリ。

連続する形で北上した 台風9号と10号による塩害で弱った
庭木[こちら]に追い打ちするかたちで、激しくなった虫害。。
ということで次回関連で以前分ですが、よろしかったら。



『ルリカミキリ。準絶滅危惧種とはいうけれど。』

頼りなさげにふわりふわりと空中を飛ぶ、黄色いボディの小型
のかわいいカミキリムシ。

ルリカミキリです。体長は2センチほど。

 

隣地との境い目の境界の生け垣にしようと育てているレッド
ロビンの近辺で よく見かけるなあとは思っていましたが、

まさかこの虫が ​手塩にかけて育てていたたレッドロビン​に
害をなしていたなんて・・・びっくりです。

そんな ルリカミキリの被害が こちら ↓ 。

 

レットロビンの皮の下に潜り込み、まるで環状剥皮をしたか
のような状態になるまで食していきます。そして こちらが
食された跡の患部にのこる繊維質。指で触るとズルっと剥げ
てしまいます。

 

食された跡、この感触は まるでココナッツの繊維にも似て。
で、この食痕あとの繊維質をとったら、表皮がすっかりなく
なって幹がまるでサルスベリの樹の幹みたいに つるつるに
なってしまうという怖ろしさ。これでは表皮の下にある維管
束などが被害を受けて、樹上まで水が上がらなくなって当然
です。

こんな被害にあったら、レッドロビンもかわいそう。一頭な
らまだしも、複数頭に同時に食されたとしたら、あっという
まに枯れてしまいそうですよ。

さて そこで防除法なのですが、これがなかなかに難しい。

樹皮の下にいるわけですから、農薬を散布したとしても薬液
が直接かからないし、そもそも樹皮を食べすすんでいってし
まうので、繊維質のトンネルのいまどこにいるのかもなかな
かわからないという厄介さなんです[防除したい身としては
じつにくやしい]。

そこで・・・

しかたがないので食べた跡の繊維質を剝がしていって捕獲
するという、非効率な手作業的な方法をとっています。
したの写真が、運よく捕獲できた幼虫です。頭には鋭い牙
があったり。

 
  
 
大きさ、体長は 2センチほどです。

 

ということで今回は、町中の植え込みにたいへんよく利用されて
いるレッドロビン/アカメガシに憑りついて枯らしてしまう虫に
ついてのおはなしでした。
最近庭のレッドロビンが弱ってきたなぁと、心当たりの方はご注
意くださいね。
 

晴れ それにしてもの ルリカミキリ。それでいて高知県な
  どでは 準絶滅危惧種にも指定されてるというのですか
  ら、なんとも摩訶不思議なはなしです。なにか高知土着
  の強力な天敵でも かの地にはいるのかしらん。


51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」



 

マンサクにまで 塩害被害。
先日の台風9号・10号の北上に伴い、南からの潮風が吹き付け
た宮崎県地方。 宮崎県の海岸部では[気象庁の予報とちがって]
降雨量がすくなかったこともあり、イネや茶樹といった園芸作物
は言うに及ばす、街路樹や家庭の植木、植木鉢に植えた植物さら
には海岸部の自然林などの多くの植物で塩害が発生しています。

その塩害による症状ですが、

 葉が縮れ・茶色くなる → 落葉する → へたすると枯れる

といった経過をたどります。

ということで 台風通過後には塩害対策として 真水のシャワー
かん水をおこなうのが常なのですが、降雨量の多いいつもの台風
時であれば過去に塩害がおこったことのないマンサクであるはず
なのに 今回は

  10号通過3日後。

とこのような状態です。 葉の状態は こんなかんじ。

 
 

で さすがに海からの風がもたらす塩害だなぁ と思ったのは同じ
樹であったとしても山側の被害が少なかったという現実。

10号通過3日後。  

おなじひとつの樹とはおもえない葉の状態ですよね。裏にあたる側
から見ると。葉の状態をアップにしても こんなかんじですもの。

  
  

さて、そして 塩害のケア。

リンサンと苦土の液肥は台風通過後にすでに施用[こちら]していま
すので、つぎは 機械的な処置である剪定。 今週の週末あたりに

緑色が残っている部分は そのままにして、茶色になった部分を

切除していク予定です。

ちなみに 台風通過後10日目の マンサクの様子は こちら。

山側 ← → 海側 

まあ 葉の半分は塩害にあいましたが、いまのところは樹勢もあり
枯れることはなさそうですので ほっとしております。


晴れ バットマンにでてくる悪役の トゥーフェイス。なんだか

   んなルックスつくりますよね、塩害の被害って。。。

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜

 

 

 




お米を守るクジラのはなし。  
前回のトビイロウンカ関連[こちら]となります。農業技術の歴史や
や農薬成立の成り立ちなどのはなしとしまして、よろしかったら。



お米を守るクジラのはなし 

6月から7月前半にかけて、中国南部から東シナ海を越えて、九州を
中心とした西日本へ飛来してくるイネの害虫が、セジロウンカトビ
イロウンカ
です。

ジェット気流にのって飛来したくるこのウンカ類は、田植え直後の水
田に侵入、産卵・増殖してイネを加害するイネの大害虫なんですよ。

その被害は甚大です。

たとえば『徳川実紀』という江戸期に書かれた書物などには、「享保
17年(1732)西日本でウンカの大発生によりイネが被害を受け
そのために大飢饉
がおこって結果として百万人近くもの餓死者がでた」
という記録も記してあるほどなんですよ。じつに怖ろしい大被害だと
いえます。

さて、そこでタイトルの、「お米を守るクジラのはなし」ですが・・。
そんな大被害をもたらすウンカから、クジラはどのようにしてイネを
まもってくれていたというのでしょうか。

じつは、鯨油が利用されました。

捕獲されたクジラの鯨油(げいゆ)を水面に注ぎ、その油膜で虫の体を
包んで動けないようにするという使用法が広く利用されていたようです。
虫の呼吸器官である気門をふさぐことでウンカを窒息させる方法ですね。

具体的には・・

 田んぼに鯨油をまく
 ↓
 田の表面に油の膜ができる
 ↓
 棒やササなどでイネを揺すったり叩いたりする
 ↓
 害虫を、水面にできた油膜の上に落として窒息させる


という方法が取られていました。

この方法は江戸時代後期に発案されて全国に広まり、結果として日本の
米の増収をもたしたと言われているほどに効果があったようですよ。
ウンカが大発生すると、幕府は各地の代官に対して鯨油による注油駆除
を布達した
・・・との記述も多数残っていることから、鯨油をつかっ
たこのウンカ駆除法は、幕府お墨付きの農業技術であったことが判明し
ております。

つくづく クジラには、感謝ですね。


晴れ 油を水面に垂らして水を落とし、イネの茎の表面に油分を
  つけることで水面に漂うモンガレ病の菌の付着を防いだり
  鯨油を牛馬のからだに塗りつけることで、アブなどの吸血
  害虫の被害から牛馬を守る
という使用方法も行われていま
  した。
 
 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜

 

 

 

トビイロウンカ発生は今年も。
宮崎県病害虫防除・肥料検査センターは9月01日宮崎県の
全域の普通期水稲を対象にトビイロウンカの注意報を出しま
した。

「8月下旬に県内の41圃場を実施した圃場では、1株当り
 の虫数が平年の7.5倍の水準の10.69匹であった」
「なかには1日株当りの虫数が240匹を超えている圃場も
 あった」

ということで、過去最大のトビイロウンカ被害が起きた昨
年なみの状況[​こちら​]が引き起こされる可能性も充分に予
想されますから注意が必要です。

 

ちなみに 8月20日には佐賀県でトビイロウンカに対す
る警報、8月21日には大分県で警報、8月26日には鹿
児島県で注意報、8月28日に長崎県で注意報がだされて
おり、今後は昨年なみに九州の広い範囲で「爆発的に増え
る恐れがある」ことも予想されますから、
水田をよく観察し 産卵数が多い短翅型[たんし/羽が短い]
雌成虫がみられる場合には、すぐに防除されることをおす
すめします。あわせて昨年被害が大きかった場所も忘れずに
ですね。

ということで今回は、台風被害や塩害もだけれど トビイ
ロウンカの害も、忘れずに対処しましょうというおはなし
でした。


晴れ 弱った作物個体に集中してやってくるのが、虫
  たちの習性/たち。台風害で樹勢が弱ったいまこ
  そ注意&ケアが大切です。
  

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜

ミステリーサークル状の穴を作るトビイロウンカ。

昨年分ですが、次回関連で よろしかったら。

 ↓

水田のイネの穂がそろったあたりの時期から、あれよあれよというまに
イネの茎が灰白色になって株が倒れ始め、そのうちに遠目でもはっきり
わかるような円形の“窪地状の坪枯れ”ができる・・・
        

ちょっとした小型の “ミステリーサークル”のように、水田のあちこちに
陥没ができるのが イネの害虫であるトビイロウンカによる被害です。

         

その穴の大きさですが、今回の写真のケースでは 普通車のトラックが
すっぽりはいるくらい。ですから この虫の発生によるイネへの影響は
大きいものとなり[倒伏しない程度のイネにも発生していますからね]

 ● 収穫期の終盤ちかくの発生で  3割近くの減収
 ● 穂がでて30日くらいの発生で  5割近くの減収
 ● 穂がでてまもなくの発生では  収穫が皆無

という大被害をもたらすことになってしまうのが、現場でのイネをみる
とよくわかります[今回の写真は西都市にて09日に撮影]。

このイネの大害虫であるトビイロウンカ が、ただいま西日本を中心に
大発生。9月10日時点で16の都道府県で注意報や警報が発令される事態
となっていますよ。おそらくは 7月初めの台風などの温湿な南西から
の風に乗って海外から飛来した第一世代の子供たち が、繁殖したもの
だと考えられます。

このように、つぎつぎと世代交代して大繁殖していくトビイロウンカ。

早生種よりも晩生の品種・乾田よりも湿田・ウルチ米よりもモチゴメ
といった具合に被害が大きくなりますので、 心当たりのかたは水田を
よく観察し[成虫で5ミリ弱といったところ]、被害を発見されたとき
には出来るだけ早く関係機関の発表にそった対策を実施されるようにさ
れてくださいね。

なんたって、寄生されたイネは こんな状態 ↓

             

見るからに 痒そうでゾワゾワ してしまいます。


晴れ 病虫害被害を軽減するために大切になるのは、なんと
  いっても早期発見。被害にあったとして3割減収の場合
  では10アール当たり3万円。1haでは30万、10ha
  だと300万にもなりますものね~。これがもし壊滅なん
  て事態となったらなら、ぞっとします。・・ということで
  日常のこまめな観察ってやっぱり大切。。

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台風後の塩害は。

気象庁の予報とちがって、降雨量が多くなかった感のある宮崎県
海岸部地域。車や雨戸も塩気でベタベタ・・ということで、まず
は樹上の塩分を早急に洗い流してやることが大切です。というこ
とで前回に引き続いて[こちら]関連記事の再録です。ご参考まで
によろしかったら。

 ↓

『台風後のケアをしても作物の元気が戻らないときには。』

台風害でおそろしいのは風水害ですよね。そしてもうひとつ、台風といえば
忘れてはならないものに・・・塩害 があります。

大雨が降った地方であるなら、そう心配せずともよいのですが、台風の進路
の関係で雨量の少ない台風の場合に発生[海岸線から30キロ以上離れてい
ても]することがあるのです。

この塩害。
ポイントは、塩の害は急激にはでない ということ。

ここが塩害のこわいところで、なんとなく元気がないなあ・・と思っている
うちに日増し〔1週間から10日といったところ〕に

 葉が黄化していき、その後褐変して落葉

といった経過をたどります。もちろんこの状態がつづいていけば、悪くする
植物体の枯死にもいたる場合もあるので注意が必要です。

そしてこの塩害に対する対策ですが

 ​台風が去ったあとの植物体に対する清潔な水の散布​

となります。前回の台風後の植物ケアの回にお知らせした「翌日にうすい液
肥や薬剤をかける」というのは、この塩害対策を兼ねてもいるというわけで
した。

塩害のおきやすい作物、おきやすい場所としては、たとえば

 ●​ 露地植えで栽培されている果樹
  ハウス栽培であれば、出入り口や換気口のそば
  ガーデニングでいえば家の軒下
 
といった、露地や施設栽培であれば外からの風のあたる場所になりますので、
対策をする場合は うすい液肥や水を たっぷりと念入りに散布することが
植物体の樹勢回復のポイントになります。使用する液肥としてはアクセル1号
や多木有機液肥3号などをおすすめしています。


今回のブログを読まれて、「そういえば毎年・毎回、台風後にはなかなか元
気が回復しない場所があるな
」と思い当たられた方がおられました、お試し
ください。


晴れ 台風後のケアひとつで、見違えるように元気になることも。
  要所要所で手間を惜しまないことが農業では大切 です。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜