疾風 紅葉のブログ -26ページ目

疾風 紅葉のブログ

疾風紅葉の諸々題材な日記と日頃から撮り貯めている写真を公開展示してます。日記の諸々の部分は、疾風紅葉のプロフィール欄に詳細を書いてます。
写真は主に身近な自然、山々、空、雲、植物など。
持病数え役満の為、不定期更新になりました。

   昨日、園芸初心者な友人から、スイカ栽培のポイントを質問されたので、次いでだからここに書いておきます。


  先ず、言える事は同じ種類でもいいから、2株以上植える必要があります・・・これはカボチャや胡瓜や果樹全般にも共通する事なんですが、これ等の作物は基本自家授粉しません。その為、同じ品種または違う品種を植えて、雄花用、雌花用と役割を与えてやる必要があります。特にスイカは自然授粉率が物凄く低い傾向にある為、違う株の雄花の花粉を雌花の柱頭にくっつけてやる必要があります。


  初心者にありがちなミスとして、他の夏野菜と同じ作付(さくつけ)をしてしまい、実が着く何処か、ツルさえも伸びないという原因の1つに、株元の温度管理があります・・・・胡瓜と同じ瓜科なのですが、胡瓜と同じ栽培方法では育ちません。何が違うのかというと、スイカを植えた後、ユミと呼ばれるモノと農業用ビニール(トンネル用を用います。マルチ用は地面を覆い、地温を上げたり、防草目的に使用します)でトンネルをしてやる必要があります。温室でやるなら関係ありませんが、露地(畑やプランター)で栽培する場合は、根元をトンネルで温めてやる&雨を直接当てないという点が大事です。また真夏の気温が高い時は少しビニールをめくり、風通しを良くする必要があります。スイカ栽培で1番重要な事が株元の温度管理です。暑すぎるとツル呆けやツル割れに成り易く、逆に温度が低すぎるとツルの成長が止まります。


  水やりは前にも書いた通り、絶対に葉っぱに掛けない様にして下さい。株元の日焼けは致命傷になります。7月までは朝か夕方に1回たっぷりと水やり、7~8月は朝夕の2回たっぷりやる。


  肥料は元肥(もとごえ。最初に畑に混ぜておく肥料の事)として牛糞や油粕などの有機肥料を好む傾向にあります。化学肥料でも育つ事は育ちますが、経験からいうと牛糞が最高。因みに牛のう〇ちなんて汚いなんて思っているなら、一般に売られている培養土は触れません。殆どの培養土に牛糞が使われていますから。追肥(おいごえ。ついひ。作物を植えた後から与える肥料の事)は窒素分(N)が多いモノよりも、リン酸(P)を多く含む肥料を与えると良いです。スイカに窒素を与えすぎると、前に書いた(筈)通り、ツル呆けに成り易くなります。肥料名でいうと、リン酸加里やようリンがこれ等になります。


  収穫までに必要な事として、毎日の雌花の授粉状況授粉した日の記録が重要となります・・・・先ず、人工授粉させる場合、4時から8時までの早朝の時間に行う事。これはスイカの開化時間というのが大体この時間帯になります。余り遅いと授粉率の低下に繋がります。次に授粉日は、人間の出産と同様、収穫までの期間が大体決まっており、早生種で30日から40日、中生で35日から50日、晩生で40日から55日かかります。品種などによっても授粉から収穫までの期間が異なるので、購入する際はしっかりと店員などに問い合わせが必要です。何度も作っていると、経験で収穫タイミングが分かる様になりますが、一朝一夕で身に着く事が出来ない技術なので、授粉日をしっかり記録する事が大事です。



  大きなポイントはこれくらいですかね・・・・と、思い出したので追記。


  ツルが伸び出したらツルの下に敷き藁や草などを敷いてやる・・・・これはツルを敷き藁等に絡ませてツルの進行方向を一定方向に向けるのと、ツルで実や花を傷付けない様にする為に敷きます。また育ってきた実を直接地面と接触させない為にも用います。地面(土)と実を直に接触させると腐る原因になります。


  実付けの為のツルの剪定は、着果の見極めが難しい為、余りお薦めしません。その分、こまめに肥料を与える等で管理する事で剪定しなくても甘くて大きいスイカを多く収穫出来ます。