平成二十五年 七月二十六日 (金)
石川県鳳珠郡能登町石井 諏訪神社 祭礼(宵祭)
旧柳田村石井の夏祭りです、もしかしたら土日開催になるんじゃ
なかろうか、と思っていたのですが変更せずに行われました
今年もキリコは一本でした・・・昔は賑やかな祭りでしたが・・・
このお祭は諏訪神社から火の宮神社へ二基の御神輿が渡御します
この二つの神社の間に「市姫社」という神社もあるのですが
ここはどう云う訳か神輿も素通りして行くんですよね・・・
ちゃんと幟も立っていてお祭の用意はしてあるのに社殿は閉めたまま
灯りも点さず、というちょっと知らない者にすると不思議な感じです
こちらは火の宮神社、一応社殿なのですが中は何もありません
神輿の台座があるという事は「御旅所」なんでしょうけれど?
でもちゃんと神輿もあるんだから神社には違い無い・・・
けど本当に祭壇も幣も何もないんです・・・
普段は神輿だけが置いてあるのでしょうか?
どうもこの石井の祭りと云うのはまだ
全容が掴めません
↓は諏訪神社境内に建てられたキリコ、ここは天幕が無いですね
高さは四間半あるかな?少し大きめです
明日の(土)は祭りの集中日で能登島へ行こうかどうしようか悩んで
いて、石井と重なったらこっち(石井)」は諦めようと思っていまして
明日は中島の「塩津かがり火恋祭り」、「能登島向田(こうだ)の火祭り」と
「能登町松波人形キリコ祭り」もあり、これで石井があったら本当に悩む所でした
(能登町姫のどいやさ祭りもあるのかな?ここは「袖ギリコ」の祭りです)
石井へ着いたのは九時半を回っていましたがまだ人は
まばらでした、ここのキリコも蝋燭です
↓は諏訪神社と火の宮神社の神輿
時計を忘れてしまい時間が分りませんが10時過ぎに
祭りは始まりました、太鼓を叩いておられるのは柳田白山神社の
H内宮司様、この画像では隠れていますが笛はO瀧宮司様です
先ずは「祓詞」を奏上し修祓を行います
続いて斎主の祭文
そして渡御の始まり・・・ですがここで事件(?)が・・・
はじめに「火の宮神社」の神輿が出ようとしたのですがそこで何と
幕に鳳(おおとり、鳳凰)を引っ掛けたまま神輿を出したものだからあろう事か
「鳳の首」が折れてしまったのです!!!
この間の上町といい、どうなってるんだか?
直そうとしても直るはずも無く仕方なくそのまま渡御へ。。。
キリコはそんな事になっているとは思いもよらず、さっさと行ってしまいます
鳥居の手前
諏訪神社から火の宮までは200m位でしょうか?割と長い方です、
今年のキリコは足が速かったですね、いつもはもっとゆっくりなのに
でも後で思えばそれで良かったのかも知れません・・・
これは柳田地区ではここだけでしょうか?
もうちょっと調査が足りません・・・
頑張って3周!!降ろしたらいけません!
その後は御神輿を据えて神事を行います
↑は大祓詞を唱え奉る所です
さて、神事も終わり御神酒を総代さん方が召し上がって
御発ちという所でとうとう雨が降って来ました・・・
(祭りが始まる前から稲光が来ていたのですがとうとう雷鳴が来て・・・)
「どうする?」となったのですが「兎に角急いで神社へ戻る」という事で
神輿はキリコを置いて先に神社へ・・・小走りで行きます!
何とか本降りになる前に神輿は戻る事が出来たのですが(台車付なので)
キリコはそんなに早く戻れません・・・もうちょっと、という所で
本降りに、そして境内に入る頃は土砂降りに・・・
雷は鳴るわ、土砂降りだわで・・・この頃よく出て来る表現ですね
ほんの一瞬なんですが一気に降るので・・・
私も堪らず手水舎で雨宿り、キリコ人足も・・・
もう足元はズクズクに濡れてほとんど水遊び状態に。。。
それでもキリコの責任者らは御神燈やら中紙を必死で外してます
雨に当てる、というのは禁物ですからね、けれど柳田でも
途中で雨に当たる事も多いですね、こればかりは致し方ありませんが
紙は破れていませんが「浮き字」が心配です、この雨に当たっては
行われます・・・しかし片方の神輿は鳳の首が無い、
もう片方は鳳がねじれてる・・・う~ん・・・国会は直ったのに
明日戻って来れたら改めます・・・明日は能登島行きかな?