今日は父親の命日
父親の想い出は
小さな子供の頃から
辛く嫌な出来事の記憶しかなく
良い想い出などは
ひとつもない
唯一
病気をし
亡くなる前の
数か月間だけ
父とほんの少しだけ
親子らしい会話ができた気がする
そんな父が
はるか遠い雪山から
歩いて会いに来てくれた夢をみた
必死に歩いて
長い時間歩いて
私に会いに来てくれた
私の両頬を
氷のような冷たい手でさすり
笑顔で
大丈夫、大丈夫だから
とだけ言って
涙がこぼれた私の頬を拭ってくれた
そういえば
桜の花を見せたくて
一枝病室の父に届けた
その
桜の花を見て
ウンウンと
笑顔で涙を流してる父の顔と同じだった
桜の花のおかげで
父親の
泣き笑いの優しい笑顔がみれて嬉しかった
チョッピリ切ないけど
良い想い出ができたかな・・・



