去年の6月22日(土)、生検結果を聞きに行き、前立腺癌と宣告された。

 

グリソンスコアは6で悪性度は低いから転移はまずないだろうとも言われた。

 

治療の選択肢として、「経過観察」すらあった。

 

夜、友人の泌尿器科医に結果を報告したら、癌だったことは残念だけど100%治ると太鼓判を押され安心した。

 

腰痛がひどかったから、てっきり骨に転移していて1年くらいしか生きられないだろうと勝手に思い込んでいた。

だから地獄から天国にという思いになり、癌の宣告をされたにもかかわらず、夜一人で祝杯をあげてしまった(笑)。

 

 

 

手術すれば完治すると期待していたのに、、、、、。

 

 

国立がん研究センターが今年3月17日に公表した「全がん協加盟がん専門診療施設の診断治療症例について5年生存率、10年生存率データ更新」によると、前立腺癌ステージ1・2の10年相対生存率は100%

手術症例も100%

ステージ1~4の全症例でも97.8%

 

つまり他の原因で死ぬことはあっても、前立腺癌で死ぬことは10年間はないということになる。

 

元気かどうかは分からないけど、僕はあと9年は生きられるはず。

 

 

 

 

でも不思議なんだよな~。

 

手術してもPSAが下がりきらず、2月からホルモン療法を受け、7月から放射線治療を受けるわけだけど、きっとそのうちまたPSAが上がり始めるはず。

 

そしたらまたホルモン療法を再開するんだろうけど、ホルモン療法は耐性ができて効果が無くなる時が来る。

 

そしたらいったいどうやって9年間も生き延びることが出来るんだろうか?

 

不思議なんだよな~。