出家すると守らなきゃならない戒律がいっぱいあるんですが、どれもできない。

嘘をつくなと言っても、小説家は嘘を書くことだし、嘘をついてご飯を食べるとおいしいじゃないですか。

人の悪口を言うなって言っても、人の悪口を言いながら1杯飲んだらとてもおいしい。

で、どうせなら、皆が絶対できないだろうと思っているセックスを断つこと。

これを実行してみようと決めたんですよ。

私はできないという戒律を1つ守っていますから、それで許されていると思います。

で、今も坊さんで居られるんじゃないですか

瀬戸内寂聴

今日もお立ち寄り下さいまして有難うございます。

妄想性パーソナリティ障害NEGHiです。

今日も言い訳から始まります。(むしろ開き直り！)ごめんなさい。

皆さんは「賢者は正論を言わず」というのを聞いたことがありますか？

職場で上司から、自分は"正しい"と思ったことを言っている"だけ"なのに、お前は「正論で人を追い込む」とか「正論をふりかざす」なんて言われて・・・

正しいコト言ってるのに、なんで怒られなきゃならんのよ

なんて、腹立たしく思ったりして。

・・・私もよく叱られてきました。

今は上司の言ってた「賢者は正論を言わず」、理解出来ます。・・・たぶん。

(理解してる気になってる。が正解)

「私はウソをつかない」という"マイルール"を実行しようとしている人は、私には出来ないことなので尊敬します。立派なマイルールをお持ちだと思います。

「ウソをついてはいけない」は多くの人が認める正論だとは思います。

ただ、その"マイルール"・正論を人に対して「ふりかざす」と、少なくともそんなことをしている人は「賢者」とは思いませんし、むしろ感情のコントロールが出来ない「わがままな人」だと感じます。

私はそもそも、保身のため、自分の身を守るためにも、そして誰かを傷つけないためにも「ウソはついてもよい」と考えています。ただ、「ひとつウソをつくとウソを重ねざるを得なくなる」も正論だと思います。

ウソをつき続けるには自分の中の良心に対しても自分でウソをつき続ける必要がありますので、自分でも苦しみ続けることになりますよね。だからウソをつき続けるのは難しい。ウソをつき"続けている"人は苦しんでいる。

私のようなウソつきの言動にあなたが傷ついてしまうのは、ウソをついている私に私自身が絶えきれなくなってホントのことを言ってしまったり、態度や表情に出てしまうからだと思います。ウソそのものに傷つくのではなく「ウソだった」と期待を失望に変えてしまうから傷つく。私の様に言うことがコロコロ変わる人は信用できませんよね？

その様に私は思っています。

最初から、「この人はウソつきだ」と思って頂けていれば、最初から信頼もされてなければ信頼を裏切ることも裏切られることも無いので自由で自然体でいられます。

考えてみれば、寂聴さんが言うように「小説家は嘘を」書きますし、お笑い芸人さんも舞台やテレビ・ラジオでは嘘を言うこともあるでしょう。フィクション作品を愉しみ、ネタを愉しむという需要がある訳です。嘘にも需要があるんですね。

作家さんが嘘を書くことを恐れながらフィクションを書いたら、読む人は愉しめるでしょうか？

芸人さんが舞台上で、リアルに思っていることしか言わなくなったらそれはもう芸人じゃなくて評論家でしょ？

嘘をつく人にいちいち「マイルール」を押しつけても楽しくないんじゃないでしょうか。

自分に対して嘘をつかれたとしても、相手には相手の「マイルール」があってのこと。そう思えば例え自分の「マイルール」と違っていても腹を立てずにすみます。

「賢者は正論を言わず」をググってみたら、ここで言う「正論」とは「あまりにも正し過ぎる，あたりまえの意見」なのだそうです。

いろんな本で書かれている様ですが、インプット量が少ないとアウトプット量も少くなってしまうそうです。

皆の「あたりまえ」をわざわざブログで書いてるから、人からバカにされちゃうんですね。

若い方ならともかく、私、54歳。インプット量増やそうとしても頭に入りません。笑

勉強始めたのが遅かったかな？

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つい先日まで「正論バカ」でした。

ささやかな教育技術というサイトに「賢者は正論を言わず」の考えを子どもに教える方法が図入りでわかりやすく書かれていました。

トップページから左側のフレームにある　朝会　の見出しのところにある「先生の話２」をクリックすると、右側フレームに

「目の前の課題に方向性を与えなければならない場面」「道徳と違い，即効性がある程度あり，はっきり行動の方向を指し示さなければならない性格のもの」を「先生の話2」としてまとめてある旨の説明が表示されます。

そのひとつの実例の中に「賢者は正論を言わず」というリンクがありますので、よかったら見に行ってみて下さい。

米長邦雄さんの本にこの言葉が書かれていたことを、先生が子どもたちに分かりやすく話している事例が書かれています。

では、前回の続きです。

梅小路京都西駅から山陰線電車で７つ目の・・・

保津峡駅に来ました。

保津川（桂川）に掛かる鉄橋の上にホームがあって・・・

ホーム端のトンネルからびゅん！と列車が現れたかと思うと・・・

(各停はゆっくり現れるけど)

もう一方のトンネルにしゅっ！と消えて行きます

(各停はゆっくりトンネルに吸い込まれて行くけど)

連続するトンネルの合間にポツンと存在している保津峡駅

京都駅から各停で23分。都市部からお手軽に来ることが出来る秘境駅です。

乗って来た山陰線だけでも秘境感充分ですが、ココの魅力はそれだけではありません。

電車がこの駅に着いたとき、電車を降りずにドアの前で写真撮ってる方が・・

私、降りそびれそうになる。

でも電車乗ったままでも写真を撮りたくなるのは分かります。

ホームからはこんな絶景が見られるのですから。

そのためか、ホームでは電車を降りた人や電車を待つ人、それなりに見かけるのですが、駅からタクシーやバスに乗りかえたり、駅から歩いて出掛けている人はあまり見かけません。

2016年に来た時は私もホームから撮影して再び嵐山方面への電車に乗りました。

今回は駅から少し歩いてみます。

JR保津峡駅から200Mほど道なり直進。

看板を確認しつつ、川に沿う旧道らしき道を進みます。

しばらく進むとさっき降りたJR保津峡駅をやや俯瞰気味に見下ろし

更に川のうねりに沿ったカーブを進むと、トンネルがあります。

トンネル内にもご丁寧に案内が貼ってありました。

狭い道の古いトンネルってなんだか不安になってしまいますので、簡単でも道案内が貼ってあるとほっとしますね。

ちょっとした手間だとは思いますが、とても有り難いです。

JR保津峡駅からトロッコ保津峡駅までの道中は

渓谷が見えるところはあまりありませんが、それでも紅葉を見ながら静かな旧道を歩くのはキモチイイ。

木々のすき間から見える渓谷を見ながら歩いて行くと

やがて吊り橋が見えて来ました。

橋へ向かいます。

橋の手前にも時刻表がありました。

橋の向かい側がトロッコ保津峡駅です。そしてこの橋を渡らなければトロッコ列車で行く以外にトロッコ保津峡駅に行けません。

たぶん。

逆に言うと橋を渡ってもトロッコ保津峡駅以外には行けません。線路を歩いたりしない限りは。

吊り橋の割に巾がありますし、しっかりしている様に見えますが

実際渡ってみるとフワフワとした横揺れが気になりました。

かずら橋の様に足下が透けて見えるのも気持ち悪いですけど、かずら橋の揺れ方は人の動きに呼応して"ぎしっぎしっ"って感じですが、ここのは自分の動きが橋を揺らしている(のが正解なんだろうけど)のか、風で揺れているのか、そもそも揺れてないのに歩いてるだけで揺れてる気がするだけなのかハッキリしなくて気持ち悪い。

さらに、橋の下を通る船下りの船頭さんが吊り橋についてお客さんに説明してるのが聞こえてくる訳です。

やほー！お客さん、手を振ってくれる

・・・て、ん？船頭さんが橋について語ってる？

上のワイヤーと下のワイヤーの色が違っていますでしょ～？

ほぉ。確かに下のワイヤーは見るからに新しい。上のワイヤーは下に比べるとサビておるわ。

下のワイヤーは・・・・

下のワイヤーは・・・どした？

切れました！

切れましたって・・・・。

なんて、実は台風のあとなどに「通行止」になることは一応事前に調べてました

でも、船頭さんの言い方・・・。

グッジョブやないかい！

今回は川下り乗りませんでしたが、渓谷を下りながらの紅葉も船頭さんが愉しませてくれそうです。

次回は橋の下も船で潜りたいですね。

JR保津峡駅からトロッコ保津峡駅まで40分程で到着。

私のほかもうひとり、ホームでトロッコ列車を撮影しようとしている様子。

何処で撮ろうかなぁ～？とホームをうろうろしてると・・・

ぉよっ？スピーカーからのチャイムかと思ったら、ベルの生音。

でも鳴るタイミングがよくわからん。笑

列車接近のお知らせかと思ったり、時報かと思ったり・・・。

なぜか結構頻繁に鳴動してました。

ベルは列車の停車中は鳴ってなかったと思うのですが・・・。

(撮影に気を取られるから鳴ってても覚えてない)

大小キレイに整列したたぬきさんが乗客をもてなしてくれています。

嵯峨野11号亀岡行が紅葉の中到着。2分くらい遅れてるかな？

紅葉にピントをもってったつもりが

機関車にも紅葉にもピントあってなかった。

凹○ｺﾃｯ

あっという間に出発して行きました。

律儀に直立不動に並んでお客さんを見送る「ちつてと」たち。

よく見ると直立してない輩も居ますけどね。

見てごらん♪よく似ている～だろぉ～♪誰かさんと♪

駅は無人で職員は常駐していませんが、ホームの脇に保線員の待避小屋がありました。

トロッコ列車が出発していったあと、ふと小屋に目を向けると、さっきまで開いていた小屋のシャッターが閉まっていて

保線作業に戻る保線員さんの後ろ姿が。

お疲れ様です。いつもありがとう。どうぞご安全に。

ただ列車を撮る為に駅で待つ私。

列車が来る時間毎に退避する保線員さん。

流れてる時間の感覚も違うんだろうね。

まぁでも、好きなモノを撮るための待ち時間は全く苦になりません。

このあと25分ほど待ちまして、14:43頃

亀岡から嵯峨野12号としてトロッコ列車が戻ってきました。

光線状態がなかなか難しい。

ハイキー調の方が良い？

好みで分かれるところかも。

ぶろろろ～ぉ

と、ゆっくり設定を変えてみる余裕もないまま嵯峨野方面へ向けて出発

さて、もうちょっと変化が欲しいな。次を待ちましょうか。

でもじっとしててもつまらない。

ふとお散歩アプリに目をやると・・・

見たことないキャラが近くに現れていました。

NEWマークが付いたピンク色の窓の白いキャラクターは、たしか京都でしか出没しないキャラ。

この距離なら次の列車までに捕まえて来ることが出来そう。

再び吊り橋を渡って、来た時の道をこんどは吊り橋の奥まで歩いてみました。

京都限定キャラクターの居る辺りまで歩いて来ると・・・

水位観測所がありました。

10年以上前、私の職場でも高水流量観測を請け負ったりして、台風が来ると夜中でも呼び出され、こうした水位観測所に独りで籠もって自記計が書き出した記録紙に諸々手書きで書き足してましたわ。

とにかくエアコンなんて無いし、蒸し蒸しするし、ここ保津峡と同様に台風で土砂崩れでもあれば帰宅困難になりそうだし・・・。良い思い出はありません。

ただ、この扉の手書き文字だけはなんだかほっとします。

せっかく京都来てるのでね。ちょっとしたコトですけど

京都限定の"住民"にお会い出来たのは嬉しい。

その後目標歩数達成でご褒美もゲット。

トロッコ保津峡駅に戻って来ました。

どうにも狸さんたちが気になるんよねぇ。

狸に影を落とさずうまく列車と一緒に撮れないものか・・・

狸さんの周りをうろうろしてる内に15:15

列車来ちゃった。嵯峨野13号。

紅葉と狸と列車。欲張って撮ったけど・・・。

おっと、うっかり忘れてた。

乗客の皆さんは列車からカメラを構えて狸さんたちを撮ろうとしていらっしゃる。

いくら体型が似てるからって・・・

今さらカメラ放っぽり出して、すっぽんぽんなって傘かぶって狸寝入りという訳にも行きません。

速やかに狸さんからいちど離れ・・・。

列車が動き出したところで

こそこそっと狸になりきって、もう一枚。

振り返ってさらにもう一枚。

がっつり逆光じゃねぇかっ！

長くなってしまいました。

続きはまた次回。

あ、点訳の宿題まだやってない。

今日も師走の貴重なお時間費やして、ここまでお付き合い有り難う。またね

👋😃

保津峡紅葉写真