久々のマンガ喫茶。まずはドリンクと、いつものバカテイストあふれる「リアルゴールド&カルピス」を両手に持って、案内された部屋に置く。ちなみに、「リアルゴールド&カルピス」とは、リアルゴールドとカルピスを半々で割った、ノンアルコールカクテルの洒落た部分を削ぎ落としたドリンク。それを紙コップ2杯、両手で持つことによって、バカさがグレードアップされる。とは、僕なりのバカダンディズムであって、他人から気付かれることはまずない。いわば、オナセルフなバカ行為。しかし、この自慰的なコッソリ感がミソであって、バカな行為をタラタラ説明するのも実はバカ行為だったりして、で、結局、なんの話だっけ?
そうそう、マンガ喫茶。ドリンクだけなら喫茶。マンガがあるからマンガ喫茶。だったらマンガを読もうじゃないの、と手にしたマンガは、妹オススメの「アイ・アム・ア・ヒーロー」。まだ1巻しか発売されていないけど、この1巻はほとんどどーしょもない主人公の平凡な日常を淡々と描いている。ただ、徐々におかしなことになっていき、コミクッスの最後数ページで……。「ヒッ!なんじゃあこりゃあ!!」という驚愕の展開に。「こうゆうマンガなんや」ともう一度、読み直す。コミクッスの表紙はひとり猟銃を持って立っている主人公。彼は誰と戦い、誰にとってのヒーローになるのか。早く2巻が読みたいゾクゾクする作品。オススメ!
二度読み、やっぱ「ぶるっ」ときた時、僕の後ろの部屋から女の人のわめき声が聞こえてきた。どうやら、店のスタッフを呼び出しクレーム、というか、説教をかましてるっぽい。低級AVに出てくる女社長みたいな口調で彼女は、スタッフにタラタラチンタラとねちっこくデカい声でしかりつけていた。
「接客というのは、単にお客様に接するだけでなく、お客様に気持ちよく利用してもらうための仕事なのよ。分かる?分かってないでしょ!あなたのやってることは接客じゃないのよ!向いてないんじゃない?仕事ってそんな甘いもんじゃないんだからね!!」
みたいなことを、わざと聞こえるように声を張り上げて、「コレって、店内の有線?」と錯覚しそうなくらい、静まり返る空間に、彼女の声だけが響き渡っていた。そのスタッフが何をしでかしたのかは分からないが、もし僕が同じ仕打ちをくらったら怒ってたかもしれないが、気持ちのいいもんではなかった。その女性の声のトーンが、ジャストフィット不快なものであったし、静かにするべき場所で、声を張り上げることがまず間違っていた。仕事云々語る前に、いち大人としてどうなのか……。
ま、そこで「うるせぇ!クソババア!!」と怒鳴り込んだりはしないんだけどね。基本、小心者なもので。でも、どんな人なのかは気になるところ。残念ながら、その形状を確認できなかったけど、その人の履物だけは見ることができた。
さぞ立派なモノをはいてるだろうな、と思いきや、どこで買ったか知らない、小学生低学年の女の子が履いてそうな、夜道で光りそうなスニーカーを、彼女は踵バックリへこますほど愛用していた。
「アイ・アム・ア・ヒーロー」をも越える驚愕の展開。イイものを見た瞬間、僕の気分は一気に晴れ晴れしくなった。どんなマンガもドラマも、現実には勝てない。
てか、スニーカーの踵踏むのって許せないんだけど、それって俺だけ?

そうそう、マンガ喫茶。ドリンクだけなら喫茶。マンガがあるからマンガ喫茶。だったらマンガを読もうじゃないの、と手にしたマンガは、妹オススメの「アイ・アム・ア・ヒーロー」。まだ1巻しか発売されていないけど、この1巻はほとんどどーしょもない主人公の平凡な日常を淡々と描いている。ただ、徐々におかしなことになっていき、コミクッスの最後数ページで……。「ヒッ!なんじゃあこりゃあ!!」という驚愕の展開に。「こうゆうマンガなんや」ともう一度、読み直す。コミクッスの表紙はひとり猟銃を持って立っている主人公。彼は誰と戦い、誰にとってのヒーローになるのか。早く2巻が読みたいゾクゾクする作品。オススメ!
二度読み、やっぱ「ぶるっ」ときた時、僕の後ろの部屋から女の人のわめき声が聞こえてきた。どうやら、店のスタッフを呼び出しクレーム、というか、説教をかましてるっぽい。低級AVに出てくる女社長みたいな口調で彼女は、スタッフにタラタラチンタラとねちっこくデカい声でしかりつけていた。
「接客というのは、単にお客様に接するだけでなく、お客様に気持ちよく利用してもらうための仕事なのよ。分かる?分かってないでしょ!あなたのやってることは接客じゃないのよ!向いてないんじゃない?仕事ってそんな甘いもんじゃないんだからね!!」
みたいなことを、わざと聞こえるように声を張り上げて、「コレって、店内の有線?」と錯覚しそうなくらい、静まり返る空間に、彼女の声だけが響き渡っていた。そのスタッフが何をしでかしたのかは分からないが、もし僕が同じ仕打ちをくらったら怒ってたかもしれないが、気持ちのいいもんではなかった。その女性の声のトーンが、ジャストフィット不快なものであったし、静かにするべき場所で、声を張り上げることがまず間違っていた。仕事云々語る前に、いち大人としてどうなのか……。
ま、そこで「うるせぇ!クソババア!!」と怒鳴り込んだりはしないんだけどね。基本、小心者なもので。でも、どんな人なのかは気になるところ。残念ながら、その形状を確認できなかったけど、その人の履物だけは見ることができた。
さぞ立派なモノをはいてるだろうな、と思いきや、どこで買ったか知らない、小学生低学年の女の子が履いてそうな、夜道で光りそうなスニーカーを、彼女は踵バックリへこますほど愛用していた。
「アイ・アム・ア・ヒーロー」をも越える驚愕の展開。イイものを見た瞬間、僕の気分は一気に晴れ晴れしくなった。どんなマンガもドラマも、現実には勝てない。
てか、スニーカーの踵踏むのって許せないんだけど、それって俺だけ?
