田口ランディさんの、「旅人の心得」を読み終わりました。


私、なぜかこの人の小説は好きだけれど、エッセイは苦手と思っていたのですが、この本はとてもよかったです。

特に、最後の「心は与えあうもの」というエッセイがよかったです。

何年か前に発売された本なので、何で今まで読まなかったんだろうと思いました。



優しく、心穏やかに生きていきたいなぁ、と思いました。

本日、古本屋さんで文庫本4冊買って来ました。


計200円。



古い文庫本だったのですが、4冊で200円って……


作家さんたちには申し訳ないですが、お金のない私には古本屋さんは大好きな場所です。

昔の雑誌や絶版になった本も売っているし。


でも、探している本にめぐり合うことってあんまりないんですよね。



以前、藤原新也さんの「全東洋街道」(文庫じゃない方です)を探していたのですが、ある古本屋さんでやっと見つけることができました。

見つけたときはかなりテンションが上がり、叫びそうになりました。

で、値段をみてびっくり。


500円。


ボロボロで状態は悪かったのですが、いくらなんでも500円という値段はどうかと……


5000円の間違いかと思い、何回か見直しました。

が、何回見直しても、やっぱり500円。

即買いしました。

人の気持ちなんて、絶対に分かるものではない。


どんなに仲の良い友達同士でも、恋人同士でも、親子でも……



相手の気持ちを分かろうと、努力することも、もちろん大切だ。

人間関係を築いていくには、絶対に必要なことだと思うけれども、絶対に分かるはずはないと思う。

偽善的で、傲慢な行為だ。


しかし、また、分かってもらったような気になることも必要なことだと思う。



生きていくために。



人は一人では生きていけないと思うし、だれかと繋がっていないと、寂しくてしようがない。

だから、自分を理解してくれる人がいると思いたい。


私も、そう思っているし、そういうせめぎあいの狭間にいるような気がする……