私の名まえ(1) | 観る・感じる・生きる!魂の本質を呼び覚ますと人生が輝く。唯一無二のあなたの存在の音を周波数から調律し最高に響かせます!新堂粧子

観る・感じる・生きる!魂の本質を呼び覚ますと人生が輝く。唯一無二のあなたの存在の音を周波数から調律し最高に響かせます!新堂粧子

「いつも同じようなところでうまくいかない」「心身の不調がいつもある」の原因になっている無意識の制限を外すと潜在力が呼び覚まされる。
魂本来の生きる力を取り戻し新しい人生をデザインするためのサポート、100人以上のセッションを経て、本格始動しています!

アンリエット Henriette

 

アンリ・ベルクソン Henri Bergson というフランスの哲学者がおられまして、そのアンリ Henri(英語名だとヘンリー Henry さん)の女性形がアンリエット Henriette になります。

 

哲学書って、むつかしくってめんどくさそーうって感じで、実際、1ページも読まないうちに、うとうと~っと眠りに入る、、、そんな私が、20歳代半ばに、ベルクソンさんにはハマッテしまったのです。

 

「生の哲学」とも言われる彼の思想のキイ・ワードは「持続」。

物質は分割して組み立てることができるけれども、生命は分割できない流れであり、切れ目なく時々刻々と変化する持続なのだと!

 

そう言う彼の文章自体が、流れるように音楽のように読めてしまうのです。まさに生きている! フランス語の原文だとさらに美しいのだそうですが、残念ながら私は日本語専門で。。。

 

それでも心地よい調べと共に、興味深いアイディアに出会います。

たとえば彼の第1主著『時間と自由』の中でこんなのがあります。

 

いくつかの選択肢があってその中からどれでも好きなものを選べるよという時、私には選択の「自由」があるんだ、と言いますよね。

でもベルクソン先生によれば、それは自由じゃないんです。初めから選択肢が限られているから。

 

本当の自由は、存在の本性が進んでゆく一本道をただ歩むということ。

しかもその道は、いま現在から先は未だ無くて、すでに歩いた跡が刻まれていくだけの道なんだ。

 

つまりは、最善を知っているハイヤーセルフにゆだねて、ひたすら歩く、ということですよね。

 

いろいろの制限や信念、防衛機制が、その自由の妨げになるのだけど、じゃあ、それらを取っ払ったらいいんだよね~、、、というほど単純な話はしないベルクソン先生  ここミソ

 

川の流れを曲げたりせき止めたりする岩や石は、一見、流れの障害物に見えるんだけど、それらのおかげで、水の流れの道筋は、よりはっきりくっきり際だってくるんだよ、って。

 

自分の制限や信念、防衛機制などに気づいたら、それらと共にあったこれまでの一本道に岩も石も含めて拍手拍手! 拍手喝采して次の一歩に踏み出そう。