子どもはいないし、10代が終わってからかなりの年数が経っているので、今の音楽の教科書がどうなっているのか知らないのですが、たしか私が中学の時の音楽の教科書には、ビートルズのイエスタディが掲載されていたような記憶があるのだ。学校という徴兵制の機関で使用される教書に、いわゆるポップミュージックが紹介されるというのは、がっかりだし、今後もこういうことはしてほしくないのだ。

 

 

 ビハインドザマスク(Behind the Mask)について

 

 マイケルジャクソンとエリッククラプトンがカバーして話題になった曲についてですが、事の経緯については、マイケルジャクソンさんのキーボーディストのグレッグフィルゲインズさんがカバーしたというのが発端のようですが、詳細については知りません。マイケルジャクソンさんが歌詞を追加しましたが、これについては理解できないので感想は書けません。サウンドですが、坂本さんのFMラジオでグレッグフィルゲインズさんのカバーが流れましたが、オリジナルのスタジオで収録されたものとそっくりで、坂本龍一さんも、「イントロの、うんうんうんっていう音まで入れてますね!」と、あきれていました。

 動画で自在に試聴できるという時代になった昨今ですが、マイケルジャクソンさんやオリジナルの動画の英文のコメント欄を見ると、しばしば坂本さんとコラボしたとか、どっちが優れているか? ということについて、どっちもどっちだとか・・マイケルのほうが良い、というようなものもあり、欧米人の傲慢さ(同時に脆弱さ)がわかるのだ。もっとも、マイケルジャクソンさんは作曲家ではないし、歌手でありダンサーでもあるので、比較すること自体が間違いなのだ。それにもかかわらず、サウンド的にはマイケルジャクソンさんのも含めてほとんどコピーであり、アレンジの独自性が乏しいのだ。この点を指摘した書き込みがほとんど見当たらないのだ。「良いものは良い」と、素直に認めることができない。ようするに、精神的に脆弱なのだ。つねに自分たちが上であるということを確認しておかないと不安で仕方ないらしい。