ダイエー
柴原バルデス井口小久保松中城島ズレータ川崎鳥越大道…
斉藤和田杉内新垣…

VS

阪神
今岡赤星金本濱中桧山アリアス片岡矢野藤本八木広澤…
井川伊良部ムーア下柳藪吉野リガン安藤ウィリアムス…

野球は1人が頑張っても絶対に強くない。核は日本人。助っ人は助っ人。それは今の巨人も少し前の中日も然り。

小久保はいなかったけど、初めてちゃんと見た懐かしい最高の日本シリーズ、画面越しに一投一打に震えた。

今年もまた時代が終わる…

何事も人の集まりにおいて、今のこの瞬間をしっかり心に刻まなきゃ、永遠なんて思い出と写真だけ…
grass is always greener...

“憧れ”は“憧れ”で終らせてはいけない
そして…
もちろん“憧れ”られることもあるさ
舟が出た。

船頭多くして船山に登るかと思いきや、頭(かしら)は頭の仕事を、首(ねっこ)は首の仕事を、尾(おっぽ)は尾の仕事を全うする理想形に分化し“てしまった”。

“てしまった”という完了表現は的を得ている。かつて我々の学年は全員が、生きる場がバラバラで各が場所で頭から尾までこなすドラマチックな良さがあった。それが見事なまでに棲み分け“てしまった”。完了である。恐らくどんな問題が起きても揺るがない。

一週間が経ち、今の処、我々の誰一人に「幹部病」が見られない。尊敬に値する。適材適所で各々が信念に忠実に生きている。

残る350日間の仕事は、継承である。言葉で背中で継ぐことが出来るか。