とか聞かれる事が増えてきた。
うーん、この名前をそんなに大っぴらに使うつもりじゃなかったんだけどなぁ。(苦笑)
という独り言はともかく。
「へねもね」とは?
夏に出る妖怪です。短く答えるとコレで終る。(笑)
とは言え、古い文献にそういう妖怪が書かれているかは、知らない。たぶん書かれてない。
では何に書かれていたか?
コレです。
↓
「ひでおと素子の愛の交換日記〈3〉ぼくのせいじゃない」 新井素子 著、吾妻ひでお 著
¥588
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この本の元になるエッセイ&漫画が「奇想天外」という雑誌に連載されていた時に、誌上で開催された「新井素子小説大賞」という投稿企画の第二回で入選した「裏枕」という枕草子のパロディの短編に由来します。
その中の一部に、こうある。
夏はへねもね。 へねもねは稚児にも似たり。暑き夜、読経などして明かすをりに、うしろよりほと、と頭をうちたたきて逃ぐる、さてもさてもにくし。さりとて、闇夜にふねふねとすねこすりて歩くこそ、いみじうなまめかしけれ。八月つごもりのころ、道の辺にて生き腐りてあるはわろし。犬の半ば食らひてあるなど、いふべきにもあらず。
この、とてもリリカル(?)で素晴らしい文体と吾妻ひでお先生による挿し絵がとても良い味を出していた。
で、この「へねもね」という、ちょっと間の抜けた名前と吾妻ひでお先生によるイラストがとても気に入ってしまったので、かなり前から各所で名前を入れる場面で使ってきた。
という、だけです。(苦笑)
ちなみに、「ひでおと素子の愛の交換日記」は文庫版全4巻のウチ、1巻だけが復刻されている。
…残り3巻の復刻はどうした! どうなってる角川書店! 私は待ってるぞ!