みなさま、おはようございます。本日は、2012年4月18日水曜日です。
口内炎を(無理矢理)治したと思ったら、今度は風邪気味です。もっと丈夫にならねばorz

さて、今日は先週末に行われたビブリオバトルについてです。
参加者9名(うち3名見学)で行われた今回のバトル、チャンプ本は、以下の2冊です。

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか (幻冬舎文庫)/北尾 トロ
¥630
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タイトルこそ知ってはいるものの、読んだことはない有名な書。
これは小心者(著者本人談)の北尾トロさんが、いろいろなことに挑戦した記録です。
電車の隣に座った人に話しかけるとか、激マズな飲食店で「マズイ!」と叫ぶとか。
・・・できなかったこともあるようです。電車で読むと爆笑必死とは紹介者さんの談。
彼氏彼女ができた時、この本を薦めて、その反応を見て今後の付き合いを考えるといい。
という意見がでました。大賛成です。

地上最強への道―大山カラテもし戦わば (ちくま文庫)/大山 倍達
¥714
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あいっかわらずF田さんの紹介する本は濃いな!
これは極真拳の創始者大山倍達氏の熱き戦い(妄想含む!)の記録!
上の再販版ではなく、紹介された昭和54年に発売された方は、インディアンが書かれてたり虎がやられる表紙だったりと歴史を考えさせるものでした。
上に続いてこれは彼氏彼女に薦めたらという話がでましたが、・・・貴方は空手家目指すの?それとも私のイメージがこれってこと?ってなるだろ!っと「ナイナイ!」が賛成多数でした。

魅力的なチャンプ本紹介者は、初参加さんと常連さんでしたが、
毎回紹介の仕方が上手いビブリオバトル東海支部理事が紹介したのは、
キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)/佐々木 俊尚
¥945
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ビブリオバトルの価値とはなにか。それは、フツーの人が薦めること。
有名な人、権威ある人ではなく、一般の人が見つけた「凄いと思ったこと」を薦める場があるということが凄いのである。
と、早速ビブリオバトルの良さから始まり、そこから「フツーの人」起こしている情報革命につなげて、この本の紹介で終わるそのプレゼンテーション力が凄いわ!
はるかぜちゃんとかChikirinさんとかね。
昔は発表の場がなくて埋もれていたであろう意見を、Twitterやブログで発表し誰もが見られるという今は凄い。

名古屋市立大学のビブリオバトルサークル[READ]トップの方が紹介したのは、
社会調査報告書『今、ひとり親家庭の求めるものとは ~貧困の世代間連鎖~』

これは著者自らその調査とその結果(今の現実)の大変さを語ってくださいました。
ひとり親でも、高い教育を受けて育った親なら、子どもも問題なく育つが、
行政のサービスも知らず、助けてくれる仲間もおらず、子どもに高い教育費をかけられない親の子には、貧困が連鎖してしまう。
行政でもNPOでもないフツーの私たちに、何ができるだろうかと考えさせられるプレゼンでした。

続いて紹介されたのは、思わずその場でDLして、帰宅後全部読んだよ!な
電子書籍コミック『ラッキーボーイ
絵のうまさへたさは置いておいて、物語の設定と展開が面白い!
iPadかiPhoneがある方は、読むことをお薦めします!無料です!!!

最後に、
自分が紹介したものもいいところまで行ったんですけどね、チャンプ本2冊に続く次点でした。
国際関係学部学生編集のオピニオン誌『クリムゾン』第5号
http://www.intl.chubu.ac.jp/keen/crimson.html
・・・中部大学、リンク消したみたいです(。ノ`)
紹介できないじゃまいか。手元に残っているのはあと1冊。
読みたい方は、私を呼んでくださいorz

以上、いいバトルでした。
大変楽しゅうございました d(∀`*)



ちなみに初参加の見学者さんが持って来られた
不安の種+ 1 (少年チャンピオン・コミックス)/中山 昌亮
¥440
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は、なかなかホラーホラーしてて良かったです。
買わないけど!怖いから一人で読むのはごめんだけど!面白かったです!