国会中継、内閣人事を見ると思うことがある

何故、専門家がいないのか…と

『論功行賞人事』と言われる今内閣。『派閥から出す』とか、おかしいでしょう?

文部科学大臣ならば、教育の専門家がなるべきだし
農林水産大臣ならば、自国の食の安全について誰よりも知っているべきだ

なんだって防衛畑を歩んだ人が文科相になり、危険視されている場所に市場を動かそうとする人が農林水産相なのか…

内閣は国の中枢であり唯一の行政機関だ

そこに利権がからまりまくっていていいのか?
そんなんだから官僚(縦割り利権)が力を持つ

政治家…国会議員がスペシャリストになるのは難しい、それはわかる
それでも、内閣の人事はスペシャリストがなるべきだ
中枢にゼネラリストは必要ない

それは外務省にも言える
国連ならば国連の専門家
中東ならば中東
東南アジアなら東南アジア

最初の研修の際に何ヵ国まわるのはわかるが、研修後半には『その地域の専門家』育成をし、転勤をさせるべきじゃないし、その専門家の意見を国政に生かせるシステムを構築すべきだ






=発想影響物=
『さらば外務省!』天木直人

『国連再生と日本外交』勝野正恒・二村克彦の第11章