転職をするには、希望する企業に応募して、書類選考→必要に応じて筆記試験→面接という過程を経なければなりません。
第1段階である書類選考。
ここで必要になるのが履歴書と職務経歴書です。
履歴書の書き方はわかる。
しかし、職務経歴書の書き方は今一つ定かではない。
私は直近の会社に16年間在籍していたので、つまり前回の転職活動は16年以上前。
その時は職務履歴書自体が必須ではなかったような気がします。
採用面接をする機会もあったため、職務経歴書自体は目にしたことはありますが、個人や派遣会社でフォーマットは様々。
また、ネットで調べても決まったフォーマットはなしという結論。
さてさて、どうしたものか・・・。
これを解決するために私が選択したのは、ハローワークのマンツーマン形式による職業相談(完全予約制・無料)です。
マンツーマンの担当制により、プラン作成からキャリアの棚卸、模擬面接などを実施し、申し込みから3か月以内の就職を目指すものです。
私が担当の方にお願いしたのは、「16年ぶりの転職なので、必要書類の添削と自分のキャリアの見せ方(アピールの仕方)をアドバイスしてほしい」でした。
実際に自分が作成した履歴書と職務経歴書を持参し、1項目ずつ丁寧に確認をしてもらいます。
第3者の目を通すことで新たな表現方法を見つけられたり、伝わりにくい表現を指摘していただくことができます。
自分では世界共通と思って使っている単語も、実は伝わりにくい事に気が付けるものです(笑)
添削をしていただきOKが出れば、自信を持って書類を送ることができますし、自分のキャリアの棚卸にもなります。
そして何より、一歩ずつ前に進んでいるという手応えを感じる事もできます。
ただでさえ不安な52歳での転職。
伴走してくれる人がいる、ということは大きな心の支えです。
52歳って、傍から見れば立派な大人で、自分の事、家族の事に責任を持って生きていると思われるし、もちろんそうでなければいけないとも思いますが、「不安な気持ちを持つ」という点では、年代は関係ないと思います。
そして不安だと感じた時には、「助けて下さい。困っています」と助けを求めても全然格好悪くないと思います。