新生クエストクリアしました。

 

まぁ、ネットのベテランプレイヤーたちの書き込み見てわかってたことだけど……

しんどいですね、新生クエ。

 

 

 

 

※FF14:新生編のクエストのネタバレを含みます

 

 

 

 

皆けっこう言ってるからぶっちゃけるけど、とにかくストーリーが面白くない。

主人公はわりと序盤から「超える力」を持つ者だ!ってもてはやされるのに、任されるのはパシリに次ぐパシリ。酷使に次ぐ酷使。

 

 

 

《主人公が属する暁の血盟の盟主、ミンフィリア女史。新生パシリの擬人化。仕事を終えると次の仕事の電話をかけてくるブラック上司。クソみたいな僻地に本社を構えており、通勤時間を奪う(実は裏道があるが)》

 

新生クエストの文脈って、

 

暁メンバー「情報収集しよう。Aさんに話聞いてきて!」

主人公「おかのした」

Aさん「知らん。Bくんなら知ってるんじゃない?」

主人公「おかのした」

Bくん「あ~、知ってるかも。でも今ちょっと大変でさぁ。仕事頼まれてくれない?」

主人公「おかのした」

Bくん「ありがと!実はあれこれどうのこうの」

主人公「はぇ~」

暁メンバー「うーん、決め手に欠けるなぁ。聞き込みしようか。」

主人公「おかのした」

3~4人に聞き込み

暁メンバー「何か聞けた?」

主人公「聞けませんでした……」

暁メンバー「じゃあ今度はあの場所にいるCさんに聞こうか!」

主人公「おかのした」

Cさん「そういえば、あそこらへんでそれっぽいの見たなぁ……」

主人公「マジすか」

 

みたいなノリがずっと続くんですよね。

明らかに水増しの行程がはさまっててものすごいかったるい。

今のクエストはこれでもかなりスリム化してるらしいですが、現役でクリアした人たちすごいっすね……。

 

物語も全然盛り上がらず、インスタンスダンジョンも討滅戦も全然面白くない。

中盤終わるまで表情が完全に死んでました。

 

 

 

《ストーリーの要所ではさまるインスタンスダンジョン。過疎コンテンツもあるからか、NPCが同行してソロでもクリア可能。スキル回しと回避のためにホットバーと床をずっと見ているので敵を見る暇はない》

 

特にシルフのあたりはシルフ特有の喋り方や幼児みたいな性格で茶番感に溺れそうでした。

新生クエはカットシーンのアニメーションがエモートメインなのも人形劇っぽくてキツイですね。近年のクエストではかなり表現力が向上してるらしいですが。
 
 
 
《シルフの長老。この婆さんの行方をめぐってグダグダやった後、「ウチは蛮神呼ぶつもりないから大丈V!」という徒労に帰結する。まぁ、シルフの信頼を得たと思えば成果はあるのか……》

 

メインクエストのみならず、サブもクラスクエストもつまんねぇという隙の無さに絶望していましたが、クルザス編に入るとクエストはかなりマシになります。

 

 

 

《雪国のクルザス地方。封建的な長耳の人たちがドラゴンとやりあってるやべー土地。》

 

 

まず、本筋から外れたパシリが目に見えて減ります。それまでまとまりのなかったストーリーラインが一本筋の通った物語になり、それを追ってゆく形になったことでストレスが劇的に減少。すごくイイぞ……!何で最初からこれやってくれないんですかね?

あとはオルシュファンのキャラが良かった。わりとマンガ的な変わり者でベタなんですが、それまでの無味無臭と比べたら格段に魅力あります。

 

 

《みなさまのおもちゃオルシュファンくん。誠実で一途でハイテンション。個人的には一番好感が持てたキャラ。》

 

キャラと言えば、こいつら。

 

 

《ガレマール帝国軍指揮官のみなさま。うわぁ、これはジャッジマスターのオマージュですね間違いない。》

 

真ん中の軍団長ガイウスさまは、「力ある者が統べる者!弱いやつが統べたら国は腐る!」と圧倒的な戦力を振りかざしてエオルゼアを征服しようとします。

メインクエストの終盤はこいつら4人との対決がメインとなり、

 

 

まず後ろの3人をボコります(内2名死亡)。

 

 

《リットアティン(デカブツ)が死んでガチギレするガイウスさま。いい上司。正直暁よりこっちに入りたいと思った(小並感)》

 

 

《城に乗り込まれ、戦闘開始するガイウスさま》

 

 

《部下をあらかたぶっ殺したのにすごい褒めてくれるガイウスさま》

 

 

《小学生の裁縫箱みたいなドラゴンロボに乗り込む男のロマン全開のガイウスさま》

 

 

《無様に負けるガイウスさま》

 

 

《負けた分際で「僕が正しいんだもん」とゴネるガイウスさま。強いやつが統べるんちゃうんかい。》

 

ガイウスさまは典型的な力こそパワーのキャラなんですが、威厳とは裏腹にけっこう間抜けなところがあって好きでした。

そしてこの後、真の黒幕とのラストバトルがありましたが……

 

 

《闇の勢力の首領?アシエンくん。ずっと顔を隠していたのに、イケメンの体を乗っ取った後はやたら見せびらかす男。あっ……ふーん》

 

 

最終決戦。

ピンチはあったけど神様ドーピングでなんとか勝利。

4対1で奮戦したガイウスさまをバカにしてたくせに1対1で負けるアシエンくん。情けない格好恥ずかしくないの?

 

そしてフィニッシュ。

 

 

突如現れた光のクリスタル。

そこに浮かび上がるのは……

 

 

今までの旅で出会った仲間たち!(あんま親しくないの3人いるけど)

いくぜ!これが、オレたちの……

 

 

絆の力だぁぁぁーーーーッ!!

 

 

主人公ズの10連絆タックルに吹き飛ばされるアシエンくん。

ここの演出、あまりにもお手本のような絆の力展開でものすごい爆笑してました。

 

 

ここ、昔の劇場版ドラえもんのオープニングみたいな構図でハンパじゃなく面白い。

光り輝きながら真顔でスッ飛んでくのシュールすぎる。

 

 

こうして蛮神と帝国の脅威は去りました。めでたしめでたし。

 

 

……うん。疲れました。

トライアルは蒼天まであるけど、ちょっと休憩します。

せっかく苦行と言われる新生クエストをクリアしたので、評判のいいヴィランズまでやりたいなぁ。

 

 

《豊穣の舞で丁重に葬られるガイウスさま》