「衰えを感じますねぇ。昨今・・・
もうじき、若い人には適わないなんて思ったりもするんですかねぇ?」
「古いことは悪い事じゃないわよ」
久々に「ジウ」さん登場です。
雰囲気変った?
言語系のコミュニケーションとは、珍しくないですか?
「古い物が無価値なら、アンティークも骨董も価値の無いものになっちゃうよね。
物は使えば、痛むのは当たり前。
その中に使い込んだ’味‘を見いだしていくのが日本文化でしょう」
「あっー、もう直ぐ私は骨董品の仲間入りって事ですか
」
「そうじゃなくて。傷やくすみも含めて、あなたと言う器が出来上がっていくの。
量産される新品じゃなく、あなただけの器になるのよ。
その器に、どうゆう色をつけるかはあなたしだい」
「いや、そうなんでしょうけど。現実に生きてると悲しくなる時が・・・」
「経験を生かす脳の領域は、40代にならないと使いこなせない」
サリウさんが、割り込んで来ました。
「なんとなく、わかるような?」
「若い時と今では、世界の見え方も違うだろう?
その世代、世代によって学ぶべきものも変化していくんだ。
自分の器の形をイメージして、どんな色をつけて行くのか考えてみることだね」
「自分に必要なものを忘れなければ、多くの学びの機会が用意されています。
それは、かつてとは違うものかもしれないけど価値は変りません」
あの頃は、こうだったじゃなくて。
今の自分を認識して、そこから得られるものを探せって事ですね。
どんな器が出来上がるんでしょう![]()