最近の話、
小さい町では、「わかってくれる誰か」に出会うまでが遠いんです。
介助や通院の相談はできても、親密さ・性の悩みは言い出しにくい。
その“遠さ”を埋めるのは制度だけでは難しく、人と人をつなぐ仕組みが必要だと思います。
事実として、
-
日本の大規模調査は在宅の障害児者の暮らしを詳しく把握しますが、性的満足度や「どこへ相談できたか」までは聞けていません。つまり数字になりにくく、見えにくい領域が残っています。J-STAGE
-
一方、研究は高齢・障害があっても“親密さ・触れ合い・尊重される感覚”がQOLの核だと整理。満足は性交に限らず、スキンシップや安心できる関係にも広がります。Japan Today
-
地方ではそもそも対人サービスの供給が十分なわけではなく、地域差が大きいことが政策・研究で繰り返し指摘。性に関する支援は制度の想定から漏れやすく、受け皿が足りない=声が届きにくい構造があります。ResearchGate+1
-
さらに、内閣府の全国調査は「相談相手がいない」人ほど孤独感が強いと示します。性の話題はなおさら口にしにくく、潜在化しがちです。
だから必要なのは、「制度の外側」にも届ける“つなぎ役”。
*当事者 ↔ 地域での支援者*が必要です。
今日も我々のところにご支援いただける方と、ご相談の方からたくさんご連絡頂いております。
まだまだ、様々な課題があると実感します。
地方でのお悩みや情報お待ちしております。