【HDD→SSD換装】PC高速化!
OS起動や処理速度が遅いノートパソコンをアップグレードしてみよう
「電源入れてからから、パソコンが起動するまでとても遅い。。。」
「ファイルをクリックして、Excel・Wordが開くのにとっても時間がかかりすぎて!」
「リカバリして初期化すればいいけど、設定もめんどくさいし!」
あなたがパソコンの起動・処理速度に不満をお持ちなら、パソコンに「SSD」を搭載しませんか。パソコンの起動速度と処理速度に影響してに劇的な改善効果体感できます。
お手持ちのパソコンがわずか数秒で起動完了し、軽快にさくさく動くあなたのパソコンを使いたくありませんか。
ということで今回の記事では、簡単にHDD(ハードディスク)からSSDに換装できる手順をまとめました。
そもそも!「SSDって?なに」
正式名称:Solid State Drive(ソリッド・ステート・"ドライブ")
※簡単に言えば、フラッシュメモリを用いた記憶装置で書き込み・読み込み速度が速く高価である。最近では、スマートフォンやタブレット、iPhoneやiPadに搭載されています。
メリット:
1.HDDに比べて、処理速度が高速。
2.動作音がなくとても静かで発熱が少ない。
3.衝撃・振動に強いく、耐久性に優れている。
デメリット:
1.常時稼働させるには不向き
2.HDDに比べて、コスト高
3.HDDに比べて、大容量に限界がある。(現在、240GB~1TB)
寿命:
フラッシュメモリというのは、書き換え可能な回数の限界があって、その限界値を超えると寿命を迎えると考えられています。
(この限界値を表す指標にTBW(Total Byte Written)というのが存在します。これは、そのSSDが消耗するまでに書き込み可能なデータの容量の事で、つまりは寿命です。)
各SSDメーカーの仕様をチェックすると約150万時間です。・・つまり62,500日/約171年と寿命は長いです。
SSD導入でデータの保存先をしっかり考えましょう。
保存容量しかり、寿命を考えて、ダウンロード・デスクトップ・ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージックのフォルダは、初期設定ではCドライブにあるので、これを他のフォルダに移動すれば、SSDの書込み負担が減ります。
個人的には、クラウドサービスが浸透しつつある昨今、大容量のSSD(480GB~)をパソコンに搭載するメリットはあまりないと思います。
- OSのインストール場所
→「SSD」 - ファイルの保存場所
→「クラウドストレージ」または「外付けHDD(後述)」
といった具合に、用途に応じて記憶領域(ストレージ)を使い分けていただくといいですね。
パソコンの内蔵ディスク(HDD)をSSDに換装する手順
やり方の概要としては、
- パソコンの内蔵HDD上のデータを、外付けしたSSDに複製する(=クローン)
- パソコンから内蔵HDDを取り出し、空いたスペースにクローン済みSSDをそのままそっくり入れ替える
- これまで内蔵されていたHDDを外付けストレージとして再利用する
上記の手順「事前準備」から順に参考にしてください。
1.事前準備
- SSD(240GB)
- 外付けドライブケース
2.Ease US Todo Buckup Free 11.0 ダウンロード
HDDのデータをSSDに複製するためツール
3.内蔵HDD上のデータを「SSD」に複製する(クローン)
4.内蔵HDDをパソコンから取り出し、クローン済みの「SSD」と入れ替える
5.旧内蔵HDDを「外付けドライブケース」に挿入する(HDDの再利用)
クローン作成手順は下記の通り
EaseUS Todo Backup Freeをインストールする
WindowsがインストールされているCドライブのあるHDDは、システムデータ等が動作しているため、通常のデータをコピー&ペーストするような方法ではWindowsが起動している状態でパソコン内のすべてのデータをコピーをすることはできません。
しかし、フリーソフトの「EaseUS Todo Backup」を使えば無料でしかも簡単・手軽にWindowsデータをまるごとコピーしてクローンSSDを作成することができます。
以下、インストールと使用方法を画像で紹介していきます。紹介している画像はバージョン9.1のものですが、バージョン10以降をダウンロードして利用する場合も基本的には同じ手順で大丈夫です。
EaseUS Todo Backupのインストール方法
まず、公式サイトからEaseUS Todo Backup Freeをダウンロードします。窓の杜やVectorなどからもダウンロードすることができます。
ダウンロードした「tb_free.exe」をダブルクリックするとセットアップ画面が起動します。
Windows7の場合、最初に上記画像のようなユーザーアカウント制御の案内画面が表示されるので「はい」をクリックします。
次に「セットアップに使用する言語の選択」画面が表示されるので、日本語になっていることを確認して「OK」をクリックします。
EaseUS Todo Backupには優れた機能を有する有料版もありますが、無料版でも十分にクローン作成することができます。今回は無料版を使うため、そのまま「次へ」を選択します。
使用許諾に関する表示です。「同意」をクリックすると次に進みます。
インストール先を指定する画面です。通常は表示内容のままで問題ないので「次へ」をクリックします。
追加タスクの選択画面です。今回は両方ともチェックを外しておきました。「次へ」をクリックします。
バックアップ作業時のデータ保存先の選択画面です。今回のクローン作業では特に関係ありませんが、データのバックアップ機能を利用する際の保存先を選択できます。通常はそのままで問題ないので「次へ」をクリックします。
インストールが開始されます。インストール完了後に上記画面が表示されますので「完了」をクリックします。
これでインストール作業は完了です。続いてクローン作成作業に移ります。
クローンSSDを作成する手順
EaseUS Todo Backup Freeを起動させる前に、あらかじめクローンに使うSSDを接続しておきましょう。
デスクトップパソコンで内蔵SSDとしてパソコン内に設置して接続する場合は、パソコンの電源を入れる前に接続してください。以下でも紹介しているUSB接続のハードディスクケース等を使ってUSB接続する場合はWindowsを起動した後で接続しても大丈夫です。
EaseUS Todo Backup Freeの使い方
EaseUS Todo Backup Freeが起動すると上記ライセンス認証画面が表示されますが、無料版を利用しますので「後で」をクリックしてスキップします。
メイン操作画面です。右上の「クローン」をクリックしてクローン作業を開始します。
追記
バージョン10以降の場合は、メイン画面で「クローン」の横に「システムクローン」という項目がありますが、自身のWindows10とWindows7の2台のパソコンでそれぞれ試してみたところ、私の場合ではシステムクローンを使うとどちらのパソコンもSSD交換後にOSがうまく起動できず失敗してしまいました。
恐らく以下でも紹介するMBR(マスターブートレコード)がうまくクローンできなくて失敗しているのだと思いますが、同じSSDを使用して「クローン」を選択して作業した際には2台のパソコンとも成功しましたので、バージョン10以降を利用する場合も以下の「クローン」を使う手順での作業をお勧めします。
パソコンに接続されているHDDやSSDの一覧が表示されます。通常はCドライブにWindowsのシステムデータがあります。
今回はCドライブが格納されているHDD(ハードディスク0)をSSD(ハードディスク2)にクローンします。まず、ソース(クローン元)となるハードディスク0にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
その際、Cドライブの所にある丸いチェックボックスのほうを選択すると、MBRという重要なデータがコピーできずWindowsが起動できないクローンになってしまうので、必ずハードディスク0の横にあるチェックボックスにチェックを入れてハードディスク全体をクローンするようにします。
このMBR(マスターブートレコード)とは、Windowsを起動する際に最初に読み込まれる重要なもので、これが正常にクローンされないとWindowsが起動できなくなり、クローン作成失敗となってしまいます。
ターゲット(クローン先)にするハードディスク(今回はハードディスク2)の横にあるチェックボックスチェックを入れます。
重要
この時に、ハードディスク名のカッコ内に(○○GB、基本、MBR)とMBRの記載があることを確認してください。この部分がGPTになっている場合はGPT形式でフォーマットされていることを表しており、この場合は高確率でクローンに失敗してしまいます。
GPT(GUIDパーティションテーブル)とは、簡単に言うとMBRに替わる新しい規格といえる形式なのですが、このGPTでフォーマットされたハードディスクをWindowsが入るディスクとして使う場合はUEFIシステムが必要となるなど一定の条件が必要となってきます。
今回の記事のように既存のパソコンのHDDをSSDに換装する場合には、多くの場合従来のBIOSで起動する方式のパソコンでの作業となると思いますので、上記のカッコ内にMBR表記のあるSSD(HDD)を使ってください。
もし、クローン用に使用したいものがGPTフォーマットになっている場合は、下記で紹介しているUSB接続用HDD/SSDケースを使えば、Windows上で「コンピューターの管理」から「ディスクの管理」を使ってMBR形式に簡単にフォーマットすることができます。
安いものは数百円から買うことができますし、これがあればノートパソコンでのSSD換装で取り出した2.5インチHDDをポータブルHDDとして再利用することもできますので、ひとつ持っておくとなにかと便利でオススメです。ローン先のハードディスクにMBRの表記があることを確認したら、今回はSSDにクローンをするので画面左下にある「SSDに最適化」のところにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
クローン元とクローン先の容量やデータサイズが表示されます。選択したHDDやSSDと相違がなければ「実行」をクリックします。
「ターゲットディスクのデータが消去されますが、本当に続けますか?」と確認画面が表示されるので、OKをクリックしてクローン作成を実行します。
クローン作成中の経過時間や残り時間、作業内容が表示されますので完了までしばらく待ちます。今回の作業(クローン元HDDにあるデータサイズ約30GB)で約25分ほどかかりました。
クローンの際の注意点として、「MBRのクローンを開始します」「MBRのクローンが完了しました」という項目が表示されていることを確認してください。
ごく稀にですが、Cドライブが入っているHDD内にMBRがない場合(例えば、Windowsをインストールした際にHDDが2つ以上接続されている場合には、Windowsのインストール先と別のHDDにMBRが作成されることがある)もありますので、MBRのクローンが完了していることをしっかりと確認しておいてください。
クローン作業が完了すると「ディスククローンが完了しました」と表示され、右下のボタンがキャンセルから完了に変わりますので、完了をクリックして作業を終了します。
以上でクローンSSDの作成作業は完了です。次はいよいよSSDの取付け作業に進みます。

















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