プロ野球界ではアジアシリーズ真っ只中だが、その傍らで

今シーズンで契約が切れた選手などを対象にした12球団

合同のトライアウトが行なわれたり、球団ごとにテストをしたりと

契約が更新されなかった選手は選手生命だけでなく、

生活をかけた戦いが続いている。プロ選手という意味では

華やかだが、人によっては華やかな舞台に上がれないまま

プロの厳しさに揉まれただけで別の道を歩まざるを得ない

状況になってしまう。そういう意味ではサラリーマンは

楽な方だとつくづく思う。それはさておき

そんな状況だからこそ、野村再生工場なる言葉が

新聞はじめ各メディアでチラホラと散見される。

再生させる、つまりは、技術なのか精神面なのかを

改善させることにより、再び生き返るということだと思う。

改善させるポイントを見抜く力、こと野球に関しては

野村監督の眼力は非常に高い能力があるのだろう。

このことはビジネスにも置き換えられるのでは。

今あるプロジェクトをより高いレベルにもっていく

(再生させる)には改善は必要なこと。日々改善をして

いかなければ成長が見込めない。

ビジネスも野球の技術も一、二日改善するような取り組みを

したからと言ってすぐに改善できるわけではない。

常に改善していくという強い気持ちが大切になる。

要は堅苦しいけど“努力”ということか。

野村再生工場はそのあたりも見抜いて門下生を決めて

いけるから、再生される確立が高いのではないだろうか。

今後、野村再生工場に入る門下生がいるかいないか注目を

していきたい。
自分に置き換え常に改善と

いう気持ちを決して忘れてはいけないということかな。