自分に起きているコトが 何なのか
スグに理解出来なかった
一緒にカフェに居た人が
会計を終えて 店から出てきて
なんでこんなに時間がかかったのかを
スゴい勢いで喋り始めたけれど
なんて言っていたのか 全く覚えていないんだ
もうボクは 鏡の方を見れなくてね
横を向いたまま その人と駅まで歩き
さよならしたの
その人とは それっきり会っていないよ
それから
その通路へは なるべく行かないようにしたんだ
例え歩いたとしても 鏡側は絶対見ないようにね
何年もずっと 気をつけたよ
だって怖かったから
だけれど 去年の秋頃
カフェが閉店したのを見かけて
思いきって 鏡を見てみたんだ
ボクの真正面には
ちゃんとボク自身が映っていた
ホっとして泣きそうだった
あの女性はいったい何だったんだろう
ボクに何を言いたかったんだろう
見当もつかないけれど
あの時ボクは 確かに見たんだ
どんな顔だったかも ハッキリ覚えているよ
新宿南口にあるその通路は
今でも鏡貼りで
沢山の人が歩いている
Hot-Kiwi🥝🥝