宝塚記念2025

馬場が心配な宝塚記念。各馬の実績を確認しつつ、東スポ競馬Webに掲載された過去のレース後コメントや厩舎情報に、巧拙に関するヒントがないか、探してみた。

1枠1番 ベラジオオペラ

 重馬場だった昨年の宝塚記念で3着。〝こなせる〟が共通見解だが、枠には不安もつきまとう。「いい馬場なら絶好枠なんだけどね。悪い枠ではないけど、土曜日の雨でどれだけ傷みが進むか。(ジョッキーとの作戦は)当日の馬場状態を見て決めることになる」と上村調教師は臨機応変の姿勢(13日の記者メモより)

1枠2番 ドゥレッツァ

 厩舎コメントでは「天候が心配だがこれに関しては願うしかない。追い切り時の重い馬場が記憶に残って競馬をしてくれれば」と尾関調教師。先週、ドバイを振り返り「イメージより重めの馬場だったのが響いたかな」と話していたことがメモされており、歓迎とは言えないか。

2枠3番 ローシャムパーク

 大跳びなのだが、稍重だった23年の函館記念を楽勝しており、当時、ルメールは「こういう馬場ですごくいい反応をしてくれました」と話していた(記者メモ参照)。重馬場だった昨年の宝塚でも5着に入っている。

2枠4番 プラダリア

 重馬場だった23年の京都大賞典を勝っており、昨年の宝塚でも4着。十分こなせる。

3枠5番 チャックネイト

 稍重だった前走・日経賞後、モレイラは「今回のような馬場は得意」。堀師も「平べったい爪なので柔らかい馬場は合っている」。昨年は不良馬場のAJCCを勝っている。

3枠6番 ボルドグフーシュ

 先週の記者メモで「雨が残る馬場になりそうなのは歓迎」と河村助手。今週の厩舎コメントにも「道悪もこなせると思う」

4枠7番 ジャスティンパレス

「良馬場で競馬ができるようなら」と杉山晴師が話しており、歓迎とは言えない。昨年の宝塚(重馬場)後、ルメールは「直線では進んでいかなかった。ディープインパクトの子にはこういう馬場は難しい」と話していた

4枠8番 シュヴァリエローズ

 稍重の日経賞後、北村友は「馬場に尽きます」。今週の記者メモにも「できれば馬場はパンパンのほうがいいですね」(久保助手)

5枠9番 ヨーホーレイク

 大阪杯前に「できれば少し湿っている馬場のほうがいい」。その後、宝塚を目指す段階でも「雨が降っても大丈夫ですから、梅雨時期であることもいいと思います」という陣営の声

5枠10番 リビアングラス

 稍重の日経賞後、松山は「トビが大きく2周目は走りづらいところがありました」と話していたが、今週の厩舎コメントでは「馬場が渋って他が切れ味を削がれるようなら、この馬にはプラスに働くかもしれません」

6枠11番 ソールオリエンス

 重馬場の皐月賞を勝ち、昨年の宝塚記念でも2着。説明不要の巧者だ

6枠12番 メイショウタバル

「昨年のような馬場になった場合がどうかだけど、重の毎日杯、稍重の神戸新聞杯を勝っているように渋った馬場はこなせるタイプ」(石橋調教師)

7枠13番 アーバンシック

 稍重の日経賞後、ルメールは「休み明けのなか悪い馬場で大変でしたが、よく頑張ってくれました」と何とも微妙なニュアンス。経験が少ないのもあり、判断は難しいが、厩舎コメントでは「パワーがあるので重馬場が苦手とは思わない」(武井調教師)

7枠14番 ジューンテイク

 気になる発言は見当たらなかったが、2着だった昨年の神戸新聞杯は稍重だった

8枠15番 ロードデルレイ

 稍重より悪くなった馬場で走った経験がなく、関連する発言もないが、2走前の日経新春杯は良発表ながら力のいる馬場だった

8枠16番 ショウナンラプンタ

「昨年のような道悪だと厳しいでしょうけど、勝負できる状態だと思います」と高野師。昨年の神戸新聞杯(稍重)では3着に入っている

8枠17番 レガレイラ

 昨年のローズSが稍重で5着だったが、レース後のルメールは馬場について言及していなかった。今回騎乗の戸崎は会見で当日の悪天候について問われ「(馬場は)あまり悪くならないほうがいいなと思っています」と話したが、巧拙に関しては何とも言えない。

 

今日の敵は馬場コンディション!!

とわいえ、いくら考えても予想できないので

 

14番人気を複勝で穴狙います

チャックネイト ダミアン騎手