2011年の幕開けとなる東西両金杯。
ファンにお年玉競馬と表向きは謳いながら、関係者の思惑により操作されるレースとして、両金杯は裏では有名なレースなのだ。
関係者間で行われる操作の影響が大きいのが京都金杯。
まずキャピタルSで久々に勝ち星を挙げたサンディエゴシチー。
「いくらホンマの素質馬がデビューする前の札幌やからと言って、新馬、特別、札幌2歳Sと3連勝というのは、やはり素質がないとできないからな。けど、賞金はしっかり稼いで、慌てずとも朝日杯2歳Sとか、クラシックも出られたのに、栗東から東京まで輸送して、11月の東スポ杯2歳Sを使ったのが間違いやったなあ。あれでかなりガタッと来て朝日杯も使うことができひんかったから。まあ馬主さんがクラブやから、会員さんの手前、朝日杯まで休ませることもできなくて、使っちゃったいうことやろけど、体がシッカリしていないうちは、無理しない方がええんや。それでさっきも言うたように、賞金稼いでるからクラシックに使えちゃう言うことで、まだ全く体調が戻っていないのに、スプリングS、皐月賞、ダービーと使ったからねえ。それでもダービーでは少しやけど、調子は上向いていたおかげで、勝ち馬から0.5秒差の8着やからね。やっぱり能力はあると思うたわ。ダービー後はさすがに休養にあてたけど、今年は日本全国夏は暑くて、その影響でこの馬も神戸新聞杯、菊花賞はさっぱりやった。けれども寒くなるにつれて、体調も整ってきて、前走のキャピタルSでは、ひょっとすると勝ち負けなるかなと秘かに期待しての東京への遠征やったんや。2着馬にハナ差やったけど、着差以上に強かったと思うで。体調が上向いてきたら、気持ちの方も前向きになってきたのも良かったわ。1週前追い切りの動きも力強かったし、ほぼ復調と見ていい。それだけに楽しみな一戦やね」と関係者の一人は、復調気配を強調していた。
次にマイルチャンピオンC5着のライブコンサート。果たして、京都金杯2連覇なるか。
「気分屋というわけやないんやけど、成績にはかなりムラがあるからね。こっちもいつ走るかわからないんや。さすがに重賞となると、好走はしても勝つまではと思っていたら、今年の京都金杯はあっさり勝ってしまったからねえ。うーん、わからないものやで。まあ重賞勝ったことやしと、今度は期待して東京新聞杯に出走させたら、13着と大敗するし、なおさらわからなくなってしもうてな。金杯勝った以外は夏前までは、ほとんどが2桁着順で散々やったわ。それが休み明けの富士Sでは今度は人気薄(14人気)で2着と、これまた大穴をあけ、その後のマイルCSでも5着と、珍しく2走続けて堅実に走っている。毛ヅヤも体の張りも、ここ2走よりも良くなっていのは間違いないところやし、今の感じなら、2010年に続いて連覇となっても不思議ではないよね」と陣営の一人。
3頭目が鳴尾記念5着のショウリュウムーン。
「まだ成績が安定しないように、気分に左右されるところがあるんや。チューリップ賞を勝った時が重馬場やったから、馬場の悪くなったオークスはチャンスかと思うたら、あまりのひどさに走る気を完全にそがれてしまったからな。未勝利を脱するのに3戦を要したけれど、競馬がわかるまでにちょっと時間を要した言うだけで、競馬がわかったからこそ、未勝利を勝ったすぐ後のレースで重賞(チューリップ賞)を勝つことができたんやと思う。ただ、秋華賞でも大敗しているように、GⅠのように精神的にきついレースになると、精神的なものに左右されるんやと思うわ。まあ今回は、GⅠ級のメンバーよりは1、2枚落ちるし、その点、この馬には有利に働くはず。鳴尾記念後は少し疲れもあったけど、1週間楽させたらすぐに元気になったし、飼い葉食いのスピードも上がっていて、内蔵面もバッチリになりつつある。メンバー的には、ものすごく飛びぬけた馬もいないし、この馬の力さえ出せれば、勝ち負けしてもおかしくないんやないかな」と陣営の一人は、状態の良さとメンバー構成に期待を寄せていた。
ファンにお年玉競馬と表向きは謳いながら、関係者の思惑により操作されるレースとして、両金杯は裏では有名なレースなのだ。
関係者間で行われる操作の影響が大きいのが京都金杯。
まずキャピタルSで久々に勝ち星を挙げたサンディエゴシチー。
「いくらホンマの素質馬がデビューする前の札幌やからと言って、新馬、特別、札幌2歳Sと3連勝というのは、やはり素質がないとできないからな。けど、賞金はしっかり稼いで、慌てずとも朝日杯2歳Sとか、クラシックも出られたのに、栗東から東京まで輸送して、11月の東スポ杯2歳Sを使ったのが間違いやったなあ。あれでかなりガタッと来て朝日杯も使うことができひんかったから。まあ馬主さんがクラブやから、会員さんの手前、朝日杯まで休ませることもできなくて、使っちゃったいうことやろけど、体がシッカリしていないうちは、無理しない方がええんや。それでさっきも言うたように、賞金稼いでるからクラシックに使えちゃう言うことで、まだ全く体調が戻っていないのに、スプリングS、皐月賞、ダービーと使ったからねえ。それでもダービーでは少しやけど、調子は上向いていたおかげで、勝ち馬から0.5秒差の8着やからね。やっぱり能力はあると思うたわ。ダービー後はさすがに休養にあてたけど、今年は日本全国夏は暑くて、その影響でこの馬も神戸新聞杯、菊花賞はさっぱりやった。けれども寒くなるにつれて、体調も整ってきて、前走のキャピタルSでは、ひょっとすると勝ち負けなるかなと秘かに期待しての東京への遠征やったんや。2着馬にハナ差やったけど、着差以上に強かったと思うで。体調が上向いてきたら、気持ちの方も前向きになってきたのも良かったわ。1週前追い切りの動きも力強かったし、ほぼ復調と見ていい。それだけに楽しみな一戦やね」と関係者の一人は、復調気配を強調していた。
次にマイルチャンピオンC5着のライブコンサート。果たして、京都金杯2連覇なるか。
「気分屋というわけやないんやけど、成績にはかなりムラがあるからね。こっちもいつ走るかわからないんや。さすがに重賞となると、好走はしても勝つまではと思っていたら、今年の京都金杯はあっさり勝ってしまったからねえ。うーん、わからないものやで。まあ重賞勝ったことやしと、今度は期待して東京新聞杯に出走させたら、13着と大敗するし、なおさらわからなくなってしもうてな。金杯勝った以外は夏前までは、ほとんどが2桁着順で散々やったわ。それが休み明けの富士Sでは今度は人気薄(14人気)で2着と、これまた大穴をあけ、その後のマイルCSでも5着と、珍しく2走続けて堅実に走っている。毛ヅヤも体の張りも、ここ2走よりも良くなっていのは間違いないところやし、今の感じなら、2010年に続いて連覇となっても不思議ではないよね」と陣営の一人。
3頭目が鳴尾記念5着のショウリュウムーン。
「まだ成績が安定しないように、気分に左右されるところがあるんや。チューリップ賞を勝った時が重馬場やったから、馬場の悪くなったオークスはチャンスかと思うたら、あまりのひどさに走る気を完全にそがれてしまったからな。未勝利を脱するのに3戦を要したけれど、競馬がわかるまでにちょっと時間を要した言うだけで、競馬がわかったからこそ、未勝利を勝ったすぐ後のレースで重賞(チューリップ賞)を勝つことができたんやと思う。ただ、秋華賞でも大敗しているように、GⅠのように精神的にきついレースになると、精神的なものに左右されるんやと思うわ。まあ今回は、GⅠ級のメンバーよりは1、2枚落ちるし、その点、この馬には有利に働くはず。鳴尾記念後は少し疲れもあったけど、1週間楽させたらすぐに元気になったし、飼い葉食いのスピードも上がっていて、内蔵面もバッチリになりつつある。メンバー的には、ものすごく飛びぬけた馬もいないし、この馬の力さえ出せれば、勝ち負けしてもおかしくないんやないかな」と陣営の一人は、状態の良さとメンバー構成に期待を寄せていた。