ファイザーワクチンはファイザーが開発したものではない
現在、コロナワクチンとして世界で最も高い評価を得ているのが、ファイザーのワクチンです。ファイザーはドイツ系アメリカ企業ですね。
しかし、このワクチン、実はファイザーが開発したものではないのです。
ファイザーワクチンの本当の名前はコミナティ(Comirnaty)といい、ドイツ企業バイオンテック(ビオンテック/BioNTech)が開発したワクチンです。そのため、ヨーロッパではそのままコミナティの名前で流通しています。
バイオンテックからコミナティの流通、製造の権利を得ているのがファイザーなのです。
ファイザーが開発時のテストに協力したため、共同開発と報じるところもあります。しかし、下に述べる内容でわかるようにファイザーに開発側らしい権利はありません。
中国でも流通しているコミナティ
このドイツ企業バイオンテック、実は上海にある中国企業、復星医薬(Fosun Pharma)とも提携しています。そのため、中華圏でも同じワクチンが流通しています。香港やマカオで流通しているコミナティは復星医薬によるものです。中華圏ではバイオンテックと復星医薬の共同開発(联合开发)のワクチンだと報じられてもいます。
復星医薬は中国国営の医薬品企業シノファームの子会社です。
バイオンテックはワクチン開発にあたり、ファイザーと復星医薬の両方から資金提供を受け、提携の契約を結んでいました。結果、西側諸国と中華圏、両方のワクチンを握ることになりました。
↑ドイツ バイオンテック社
中国本土へのワクチン供給を伝えるバイオンテック社のホームページ
モデルナのトップはフランス人
ファイザーワクチンと並んでモデルナのワクチンの名前もよく聞きますね。アメリカ企業のモデルナは2010年に設立した、かなり新しい会社です。
モデルナワクチンはファイザーワクチン(コミナティ)と同じmRNA技術を用いており、認められるワクチンの効果も94%と同じぐらいです。
モデルナは設立まもない2011年からずっとフランス国籍のステファン・バンセル氏(Stéphane Bancel)のリーダーシップの下にある会社です。バンセル氏はモデルナのCEOなだけでなく、個人でもモデルナ株を三番目に多く持つビリオネアとして知られています。
ちなみに個人で最大のモデルナの株主は設立メンバーであるアルメニア系移民のNoubar Afeyan氏です。
新型コロナワクチンにおいては、mRNA技術のワクチンが最も高い効果を認められており、結果、バイオンテックとモデルナが強い立場にあります。
ドイツとフランスはヨーロッパで最も最初にコロナの被害にあった国ですね(過去記事「中国が原因じゃない?!深い罪を示唆するコロナウイルスの謎」)。
なんだか「コロナ問題の真相?私が考えるアングロサクソンミッション」記事の最後に書いた「神は本当にいるのか?」という気持ちになります。
アストラゼネカやJ&Jの立場は?ワクチンの分類・勢力図
過去記事「新型コロナウイルスは生物兵器?どこで生まれた?BCG仮説が導く答え」で取り上げたジョンソン・エンド・ジョンソンや英アストラゼネカといった陣営は、かなり早い時期からワクチン開発に取り組んできました。これらの企業のワクチンはどのような立ち位置なのでしょう?
アストラゼネカやJ&Jはアデノウイルスベクターワクチン
ジョンソン・エンド・ジョンソンやアストラゼネカといった英米をベースにする歴史の長い企業はmRNA技術のワクチンではなく、アデノウイルスベクター型のワクチンを開発しました。
2つは、ともに新しいワクチン技術ですが方法が違います。
mRNAワクチンの効果が94-95%であるのに対し、アデノウイルスベクターの方は60~80%台の効果とされています。
生物兵器の疑惑があるエボラウイルスのワクチン開発でも用いられている方法です。
アデノウイルスベクター型コロナワクチンの分布と種類
中国企業は不活化ワクチン
中国は不活化ワクチンの開発を主に行ってきました。日本脳炎やインフルエンザワクチンと同じタイプの従来型の技術です。保管も製造も、mRNAワクチンやアデノウイルスベクターワクチンより容易で、副作用も出にくいです。しかしコロナワクチンとしての効果はあまり高くありません。
💉開発競争
勝者
🇩🇪企業!
φザー💉の意外な正体
🇯🇵のwikiには載ってないこと
🇩🇪のBioNTechの裏に🇨🇳凶産党。
🇨🇳では安全な不活化💉
西側では危険なmRNA💉
かなり厳しい。😱 https://t.co/buV1gox0qb