私のお尻の後ろに
私だけの椅子がある。
だけど、後ろだから
振り向かないとみえない。
どんな椅子なのか
どんなでサインなのかは
他の椅子と比べないと
違いがわからない。
個性が理解できない。
でも本来は
そんなの理解する必要すらなくて
ただ振り向かずに
座ればいいだけなのかもしれない。
他人の椅子が
素晴らしい座り心地のいすに見えたり
やたらお洒落に見えたりして、
自分の椅子がダサく見えたりする。
でも、ただ座ればいいのだ。
世界に一つだけの
私の椅子なんだから、
私に座ってもらえなきゃ
なんのためにあるのか。
椅子がかわいそうだもんなあ。