I lost my mind -9ページ目

I lost my mind

僕の永遠はもう君だから


(Noel_00から引用)



ルハンはクラスの影響力のある存在だった。

可愛い顔してケンカが強かった。

彼に対して「可愛い」は禁句だった。それは彼を最も怒らせる言葉だった。

彼がキレると机が飛んだ、窓が割れた。

そのたびに父親が学校に呼び出された。


ルハンの父は素朴な人だった。

5年前ルハンの母親が死んでから、彼の母、つまりルハンの祖母に家事を頼み、自分は1日中工場で汗を流した。

ルハンが思春期に入ってから会話は減り、気づけば口をほとんどきかなくなっていた。


ルハンは死んだ母親にそっくりだった。

小さい頃から「お母さんにそっくり」と言われて育った。

母が死んでから、それを言う人はいなくなった。

ルハンの父以外は。


ついに停学になったルハンは父と共に家に帰った。

その日の夜、ルハンの部屋の前に父がやってきてドア越しにポツリポツリと話はじめた。

それはこんな内容だった。

「ルハンは本当に母さんそっくりだなぁ」

ここまで聞いてルハンはドアを蹴飛ばそうとした。


話には続きがあった。

「母さんも学生時代ヤンチャだったんだよ。問題ばっかり起こして、警察にもお世話になりかけたって言ってたっけなぁ...お爺ちゃんも手を焼いたらしい...。それに比べたらルハンはいいこだな、ははは......ルハンはお母さんそっくりだ。」


停学最後の日、外出禁止をやぶってルハンは外に出た。

気付けば母の墓前に立っていた。

墓の周りはきれいで、新しい花と菓子が供えられていた。

誰が手入れしているのか考えなくてもわかっていた。

帰りに美容室に寄り、伸ばしていた襟足を切った。


停学が明けて登校した。

居心地は悪かった。

「おおルハンちゃん来てたのか、今日も可愛いねぇ」

と嫌味を飛ばされ、周りが「またキレるのでは」と身構えるのを感じた。

しかし、そうはならなかった。ルハンは言った

「ああ母さん似なんだ。」と。




To.私の息子ドンヘ。



ドンヘヤ、私の息子のドンヘヤ。愛する私の息子のドンヘヤ。

父さんはとても幸せだ。

君が僕の息子であることも、君が歌手になったことも。

本当に幸せだ。


君はたびたび父さんに電話をしただろう。

「元気なのか、体は大丈夫かとか、申し訳ないとか、そして愛してる」と。

ドンヘヤ、父さんが私たちのドンヘを愛するからそうするのだろう?


ドンヘヤ、お父さんは言っただろう。君も知ってるように歌手が夢だったんだよ。

だけど、君のお爺さんが反対して仕方なくソウルでの歌の夢を諦めて君のお母さんを連れて木浦に着たんだよ。

そうして君の兄さんドンファが生まれ、それから少し後に君が生まれたんだ。


私はとても幸せだった。

ドンファと君が私の息子であることを、神様にとても感謝申し上げた。


君が、小学校か中学校の時に私が一度歌手をしてみるかと言っただろう。君はそのとき、このまま勉強して、遊びたいと言った。

そしてその何年後かに、君は一度歌手をしてみたいと言っただろう。

君が一度歌手をしてみたいと言った時、私は私の感情と心を思い出した。

私は君の手にお金を握らせて、ソウルへ行ってこいと言った。君がソウルを発った後、私と母さんはいつも祈ってたんだ。


涙も多くて、情も多い私の息子ドンヘ。


私たちのドンヘが必ず成功できますように、もし私たちのドンヘが失敗しても傷つかないように、祈って、祈っては、また祈った。


少し後に君は堂々と合格したと話したんだ。

その時、どれほど嬉しかったか。父さんは君が誇らしかったんだ。


その時から、ソウルに行って住むことになった私たちのドンヘが一方で見栄えが良かったか、一方ではとても哀れだった。

けれど、私の息子ドンヘなら出来ると信じていた。

君に勇気を培ってくれたんだね。


そして数年後、君は本当の歌手になったんだ。初めて一位を獲得したとき、元気で居るかと私の安否を心配してくれたドンヘヤ。

君はその日、電話をしてきてこう話したね。

「アッパ、僕はもう泣かないよ。もう絶対に泣かないから。僕のファンを見て。素敵だろ?僕が世の中で最も好きなのはアッパで、最も好きな色はパールサファイヤブルーだ。」

君をTVで見るとき、私が幼かった頃、夢見てた姿が思い出されたよ。


私の愛するドンヘヤ。

父さんが私の息子ドンヘが新人賞をもらうのも見れなくて、子ども、可愛い孫も見れなくて本当に惜しいよ。

だけど、これほど私たちのドンヘが認められたことは嬉しい。

私は空の上でもいつでも君を守る心強い後援者だ。

そして、私のドンヘが私の次の世界でも最も格好いいということ。


私の息子ドンヘ。愛しています。愛してるよ。




** む-みんのブログ

** む-みんのブログ

** む-みんのブログ

** む-みんのブログ