■ゆれるの作者、西川美和さんの永い言い訳を誕生日に買って今読んでいる。
最近の小説は文体が軽くテンポ感が良いからすごく読みやすい。
その中でぐっときた台詞があったから引用して、心に留めておきたい。
"ぼくらはね、そんなに自分の思う通りには世界を動かせないよ。だからもう自分を責めなくていい。だけど、自分を大事に思ってくれている人を、簡単に手放しちゃいけない。みくびったり、おとしめたりしちゃいけない。そうしないと、ぼくみたいになる。ぼくみたいに愛していいひとが、誰も居ない人生になる。簡単に、離れるわけないと思ってても、離れる時は、一瞬だ。そうでしょう?"
■最近、日の入りが本当に早くなった。
16時をすぎると、窓の外はもう朱色に染まってる。
街の木々に段々と電飾が取り付けられていくのを見ていると、今年も終わるなぁとしみじみ実感する。
わたしがしたいと思うよりもはるかにわたしは普通のことしかできてなくて、むしろ、最低限やらなくてはいけないことすらもおろそかにしてしまっている。
色々と足りない、時間も体力も金銭も、っていうのは言い訳にすぎない。万事、思い切ってしまえば案外スムーズに進んでいくに違いないのに。
ここでこんな反省会をしたかったわけじゃない!!!